25回目は再び伊都国歴史博物館へ
伊都国歴史博物館の王墓を紹介しましたが、ここには王墓以外の展示品もなかなか見応えのあるものも多いのです。
中でも面白いのは絵画土器です。
展示してあるのは深江城崎遺跡から出土した土器に描かれたクジラの絵です。
タテ40センチ程の土器の上の部分に、クジラが線で描かれています。
クジラの胴の部分に左右三本の銛も描かれています。
この土器と同じようなものは壱岐市の原の辻遺跡でも見つかっていて、同じく捕鯨の様子を描いたものと見られています。
クジラの絵の部分には矢印がつけてあり、よく観察できるように展示してあります。
※写真はクジラの絵を描いた絵画土器
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