北九州市の二十歳の記念式典で注目を集める「ド派手衣装」が去年の「ニューヨーク」に続き世界最大級のファッションの祭典「パリ・コレクション」でも披露されました。ダウン症のあるモデル斉藤菜桜さんが“ド派手”ドレスの制作を依頼。“北九州市の恥”と言われた「ド派手衣装」過去を乗り越え「地域の文化」に飛躍しています。
「パリコレ」のランウェイに「ド派手衣装」
2月末から開催されている「パリ・コレクション」。3月2日のランウェイに赤い着物と金色の帯をベースにした“ド派手”なドレスを身につけた日本人の女性が登場しました。このドレスを手がけたのは、北九州市小倉北区にあるレンタル衣装店「みやび」の代表でデザイナーの池田雅さんです。
“北九州市の恥”から「地域の文化」に飛躍
池田さんが、2003年から新成人のために作り始めた「ド派手衣装」。数年前までは、「北九州市の恥」などといわれることもありましたがいまや行政も積極的に発信する「地域の文化」になろうとしています。2023年9月には世界4大コレクションのひとつ「ニューヨーク・ファッション・ウィーク」で衣装を披露し話題となりました。そして今回は、世界最大級のファッションの祭典「パリ・コレクション」です。国際的なデザイナーが開くショーの中で“ド派手”なドレス1着を披露することになりました。
レンタル衣装店「みやび」池田雅代表「パリコレに出られるなんて自分の人生ではないと思っていました。考えたこともなかったです」
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