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東海大福岡高校剣道部の男子生徒自殺 遺族が上級生4人を提訴「自死に至らしめる精神的苦痛」 福岡地裁

剣道部でのいじめが自殺の原因だったとして亡くなった男子生徒の母親が、当時の剣道部の上級生を相手に、損害賠償を求める訴えを起こしました。

提訴したのは、福岡県宗像市にある東海大学福岡高校の生徒だった侑大さんの母親です。
 


訴状によりますと当時2年生だった侑大さんは、2021年3月、剣道部内でのいじめや、男性顧問への不満などを記した遺書を残して自殺しました。
 


学校が設置した第三者委員会は、上級生によるわいせつな行為など10件をいじめと認定しましたが、このいじめが、「自殺の一因になったものの自殺の直接的な原因は特定できない」と結論づけています。

訴えの中で、母親は、「自死に至らしめる程の強い精神的苦痛を与えた」として、当時の剣道部の上級生4人に対し慰謝料の支払いを求めています。

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