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全国初の提訴 旧統一教会と信者が公共施設の利用を許可しなかった福岡市に2200万円の損賠求める

旧統一教会と関連団体に対して公共施設の利用を許可せず、差別的な扱いを受けたとして、旧統一教会と福岡県に住む信者が22日、福岡市を相手取り2200万円の損害賠償を求めて福岡地裁に提訴しました。 公共施設の利用許可を求めて旧統一教会が訴えを起こすのは、全国で初めてだということです。


去年6月、福岡市は、市の施設で留学生の弁論大会を予定していた旧統一教会と関連団体に対し、国が旧統一教会に対する見解を示すまで施設の利用申請を認めないことを決めました。

訴状によりますと、この判断により旧統一教会による福岡市民会館の利用や、関連団体がデモの実施のために申請した警固公園の使用が、認められなかったということです。

旧統一教会の信者・高島幸司氏「現在世界平和家庭統一連合また関連団体は福岡市の公共施設の利用を拒絶される異常な状況にあります。私たちは家庭連合の信教の自由を守るため、関連団体といわれるさまざまな社会貢献活動に根拠なく悪のレッテル貼りをする今回の市の対応に断固として抗議します」


原告の旧統一教会と高島氏は、22日、「宗教を理由に差別的な取扱いを受け、集会の自由を侵害された」として、福岡市に対し合わせて2200万円の損害賠償を求める訴えを福岡地裁に起こしています。

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