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「すべての球種を試す」ホークス開幕先発の有原投手が好投 主力選手がギア上げる 開幕に向け余念なし

プロ野球の開幕は3月29日(金)。ソフトバンクホークスの主力選手たちがギアを上げてきています。

2者連続アーチで盛り上がる


22日(金)、先発のマウンドに上がったのは、開幕投手に決まっている有原航平投手。この日のテーマは「すべての球種を試すこと」です。鋭く落ちるフォークや大きく曲がるカーブなど、緩急を使って広島打線から三振を奪っていきます。予定していた5イニングを投げ無失点、相手打線をヒット1本に抑え、オープン戦最後の登板を納得の内容で終えました。

有原航平投手「いろいろなボールを使えたし、まっすぐでファールも奪えていたので、いい調整ができたかなと思う。(開幕戦は)1球1球粘り強くチームのために投げたい」

バッターでは、5番サードで出場した栗原陵矢選手がライトスタンドへホームランを放つと、続くウォーカーにも一発が生まれ、これで2者連続アーチ、ドームも大いに盛り上がりました。

オープン戦のホームラン数は12球団トップに


23日(土)の先発は、開幕ローテーション入りを狙うスチュワート投手。この日は1回からエンジン全開でした。安定感抜群のピッチングで5回無失点、許したヒットは2本と堂々のピッチングを見せました。

打線はこの日もホームラン攻勢。鷹の主砲・柳田悠岐選手の強烈な当たりはレフトスタンドへ一直線。豪快な一発を放ちます。前の試合ホームランのウォーカーはレフトへの大きな当たりで2試合連続アーチ。オープン戦で打ったホームランは12球団トップの5本目です。

ルーキー2投手は明暗


24日(日)はオープン戦最後の試合が敵地・広島で行われました。先発はドラフト2位ルーキーの岩井俊介投手。1回は広島打線を三者凡退に抑えたものの、2回にヒットを4本打たれ2失点。思うような結果を残すことはできませんでした。好投を披露したのが、同じルーキーの澤柳亮太郎投手。2イニングを投げ無失点、三振を2つ奪い首脳陣にアピールしました。

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