RKBラジオ・スナッピーが和太鼓猛特訓!10月13日にお披露目へ
10月12日・13日に、RKB放送会館(福岡市早良区百道浜)とその周辺で開かれる「RKBカラフルフェス2024」。アナウンサーやラジオパーソナリティたちとふれあえる、放送局最大規模のイベントだ。そのカラフルフェスで、今年誕生50年目を迎えたRKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーは、福岡タワー前に設置されるステージで、和太鼓演奏を披露する。猛特訓の様子をリポートした。(報告・スナッピー小島可奈子)
福岡県を代表するグループ「和太鼓たぎり」
RKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーは、1975年に誕生しエリアの今を伝えて来年7月で50周年を迎えます。今回のRKBカラフルフェス2024では、福岡県糸田町の「和太鼓たぎり」とコラボレーションしてオリジナル曲「MATSURI」披露します。私たちは10月に入ってから、糸田アリーナで本格的な練習をスタートしました。それから約2週間、太鼓漬けの日々を送っています。
「和太鼓たぎり」は、2009年に結成された福岡県糸田町を拠点に活動する太鼓グループです。現在、小学生1年生から25歳まで23人が所属しています。‟限界は自ら作るもの。何事も我武者羅に”がモットー。他の太鼓団体と比べて歴史は浅いものの、日本太鼓ジュニアコンクール3連覇と内閣総理大臣賞も受賞し、県を代表する太鼓グループに成長しました。福岡県出身の俳優・池田エライザが初監督を務めた青春映画『夏、至るころ』にも出演、ロシア、アメリカなどでツアーに参加しているメンバーもいます。
難易度が高いオリジナル「ハス打ち」
「和太鼓たぎり」の代名詞と言える打ち方はハス打ち。田川の炭鉱で働く人々の力強さを表現するために生み出された、この団体オリジナルの打ち方です。和太鼓を膝の高さに設置し、地面スレスレまで腰を下げて横に打ち込みます。この低さでリズムを打ち込むチームは他にない、難易度の高いもの。リーダー植田晃太郎さん(25)でも、完璧な「ハス打ち」を習得するまでに2年かかったそうです。
私たち、スナッピー4人も曲の最後に、この「ハス打ち」に挑戦します。練習してみて、この体勢を保ちながら打ち続けることにとても難しさを感じています。また、美しく見せるために左右に揺れる振りや、目線にも気を配るためリズムを保つことがさらに難しくなります。「ハス打ち」の特訓をした後の2日間は、足とお尻が筋肉痛になり、歩き方がまるで子鹿のようになってしまったメンバーもいました。
もちろん、バチを持つ手にも力を込めないと、太鼓の音を響かせることはできません。練習を始めた頃は、バチを振るだけで腕に疲れがたまり、翌日、ラジオの中継でマイクを持つ手がピクピクと震えていたことは衝撃的でした。
スナッピーのために編曲した「MATSURI」
「RKBカラフルフェス2024」のステージで披露する曲「MATSURI」は、「和太鼓たぎり」の植田晃太郎さんが、スナッピーバージョンで編曲したもの。イベントを賑やかしく飾り、明るくみんなが手拍子をしたくなるようにという思いが込められています。スナッピーと「たぎり」メンバー7人、合わせて11人で披露します。最後の「ハス打ち」は必見です。
「たぎり」メンバーの皆さんは、私たち一人一人に根気強く向き合ってくれました。リズムを覚えることが苦手な私には「このリズムは“パンダパンダ”と覚えると打ちやすいですよ」と分かりやすくコツを伝授。そして、打てるようになると一緒に喜んでくれて、沢山褒めてくれます。皆さんの優しさに、何度も折れそうな心が救われました。
この「RKBカラフルフェス2024」に向けて「和太鼓たぎり」と過ごした時間は青春時代にタイムスリップしたかのよう。いよいよ本番、力を合わせていつも取材でお世話になっているエリアの皆さんへの恩返しできるようなパフォーマンスをします。ぜひ、私たちスナッピーと「和太鼓たぎり」のパフォーマンスを見に来てください。
スナッピーと「和太鼓たぎり」コラボステージ
日時:10月13日(日)11:00~
会場:福岡タワーゾーン
演奏曲
1 キリクサン
2 結
3 黒狐
4 MATSURI スナッピーコラボ
5 細打流
6 四太郎
7 MATSURI 和太鼓たぎりオリジナル
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小島 可奈子
スナッピー
出身地:佐賀県唐津市 誕生日:7月8日 趣味・特技 ホークス応援、海外のゴシップ集め、食パン作り、伝統工芸