5回目は糸島の伝説からお送り致します。
糸島半島の東の玄関口、福岡市西区の千里にある三所神社のすぐ近くにある縦2メートル、横1.8メートルの岩にまつわる話。
ある年の大晦日のこと、ごう音と共に大きな岩が村に落ちてきます。
村は大騒ぎになり、神占いをすると神意で千里離れた高麗から飛んできた岩だということになります。
そこで、村では粗末な扱いをしてはいけないことになり、岩に締め縄を張って祀ることになります。
お陰で村では正月の注連飾りの準備も全くできなかったとか。
この地区にはこの習慣がいまでも残っていて正月のしめ飾りはしない家が多いそうです。
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