感謝の気持ちを伝える相手は、お父さんやお母さん、友だちなどの「人」から、ランドセルのような「物」までさまざま。
こどもたちの感動的な「ありがとう」に涙、ユニークな「ありがとう」には思わず笑いがあふれること間違いありません。
作品は福岡県内各地の小中学校から募集しています。
新型コロナウイルスの影響でこどもたちの生活も一変し、こどもの心身にも大きな影響を与えたはずです。
34回目を迎えた「ありがとう」は、子どもたちが日常とは大きく異なるコロナ禍で感じた「ありがとう」も紹介していきます。
応募作品はRKBラジオ「Toi toi toi」(月曜~木曜)・「Weekend Live あんたっちゃぶる」(金曜)の番組内とこちらのホームページで毎週ご紹介していきます。
また、応募作品の中から、10作品を「個人賞」として選び、番組内とホームページで発表します。
ぼくの地域には、よかとこ隊という見守り隊がある。その方々は、雨や風、気温の高い夏の日でも、ぼくたちが安全に登下校をするため道に立って元気な声で挨拶をしてくれる。最初は、恥ずかしかったけれど今は、大きな声で挨拶が出来る様になった。よかとこ隊のみなさんありがとう。ぼくもがんばります。
私が今感謝を伝えたい人は、二年前に亡くなったおばあちゃんです。おばあちゃんは亡くなる少し前に私と妹に向けて音声を録音していました。今までありがとねと小さく震える声で必死に感謝を伝えてくれました。中々会えなかったけど、たくさん甘えさせてくれてありがとう、これからもずっと大好きだよ。
先生やさしくおべんきょうをおしえてくれて、ありがとう。わたしは、1年生の時から、手を上げて、はっぴょうをすることがにがてでした。でも、先生がやさしく「がんばろうね。」とおうえんしてくれて、すこしずつはっぴょうが、できるようになりました。これからも、もっとがんばりたいです。
私は鉄道関係者の方々に感謝を伝えたいです。先日、関門海峡花火大会に行った時に、門司港駅などにたくさんJRの方々がいて笑顔で案内をしてくれました。いそがしいのに質問に答えてくれたり、ホーム上で安全に声かけをしてくれた関係者の方々に、私は感謝を伝えたいです。
私は、去年までの二年間お世話になり、私たち吹奏楽部を指導して下さった先生に感謝を伝えたいです。的確なアドバイスと明るい笑顔をたくさんもらいました。そんな先生は、今年から沖縄へ行ってしまいました。今まで言えなかったことをこの場で伝えたいです。「元気に頑張って下さい!先生、ありがとう。」
ぼくのお父さんはとてもおもしろい人です。いつもぼくを笑わせてくれます。お父さんが笑わせてくれるとみんなしあわせな気持ちになります。ぼくもお父さんみたいにまわりの人を笑顔にできる人になりたいです。これからもたくさんいっしょに笑おうね。お父さんありがとう。大好きだよ。
反抗期に入った私に優しく接してくれた。理解してくれた。たくさんのありがとうが心に降り積もる。もっと早く伝えれば良かった。たくさんありがとう。って。あなたは最後も笑ってくれた。私は目から涙が溢れてきた。この気持ちがあなたにきっと届くと信じてこの文を送ります。これからも見守っていてね。
ぼくのおじいちゃん ぼくのおじいちゃんは土木の仕事をしていて、重きにのっています。あつい日もさむい日も、一生けんめいはたらいています。おじいちゃん、みんなの生活にひつような道路やはしをつくってくれてありがとう。ぼくは、いつもやさしくてかっこいいおじいちゃんが大すきです。
ぼくがありがとうとおもうときは、こまっているときに、たすけてもらったときに、ありがとうとおもいます。かぞくやせんせいやともだちに、ありがとうとつたえたいです。ぼくもだれかがこまっていたらたすけたい。ぼくはありがとうといわれるとうれしくなります。
私のお父さんにありがとう。いつも叱られてばっかりで、そのたびに嫌いになるけれど、それが最近、怒ってくれることは愛情だということに気づきました。そして、そのことに気づかず、私がいつまでも反論していたことも事実です。今までずっと気づいてなかったけれどいつも愛情をありがとうございます。
おかあさんいつもおいしいごはんをつくってくれてありがとう。おいしく食べれたりみんなといっしょに食べたりしてうれしい。おかあさんがおしごとのときおばあちゃんといっしょにごはんをつくったりしたよ。大きくなってもおりょうりをがんばってつくりたいです。また、おいしく食べたいです。
ガタンゴトン、いつも僕は朝早く電車に乗って友達と通学している。いつも当たり前と思っていた日常も少し考えたら変わってくる。駅員さんと運転士さん、整備士さんこの人たちがいるおかげで僕のみんなの日常がある。これって当たり前のようでかなりすごい事。だから僕はこの作文で伝えたい。ありがとう。
雨の日でした。僕は自転車で登校していて、坂を下っていると、タイヤがすべって転んでしまいました。足を少し痛めて立てないでいると、通りかかった車から男性が出てきて手を借してくれました。その後タオルをもらい、親に連絡すると男性は車に乗っていきました。名前も知らない男性に僕は感謝を伝えます。
ことしのなつ休みのできごとです。わたしはきゅうに体ちょうがわるくなり入いんすることになりました。よ中からずっとぐ合がわるいわたしをおかあさんがねずにかんびょうしてくれておじいちゃんとおばあちゃんもしんぱいしてかけつけてくれました。みんながいてくれてこころづよかったです。ありがとう。
私やたくさんの人に音を奏でてくれてありがとう。つらいときでも、楽しいときでも、いつもそばに音を奏でるピアノがいました。私にたくさんの音や、気持ち、思い出を与えてくれました。ピアノは、私に音というものを教えてくれた先生でもあります。ここに、私の最大のありがとうという気持ちを込めて。
命がつながるのは、いろいろな人のおかげです。それは例えば、建物や、公園をきれいにしてくれる人、地球のために取り組みをしてくれる人、そして家族や先生、友達、いつもみんなを自然に幸せにしてくれる人。一つの命がたくさんの命をつなげてくれます。本当にありがとう。これからもよろしくね。
ぼくのおじいちゃんは、もち屋をしています。96才のひいおばあちゃんが朝早くから、仕事を手伝っています。ひいおばあちゃんはぼくが家に遊びに行くと、ニコニコしてくれます。ひいおばあちゃん、やさしくしてくれてありがとう。これからも元気に長生きして下さい。
僕の父さんは、とっても優しい父さんです。僕が、だいぶ前に「たこ焼きを食べたい」といったら、たこ焼きを作ってくれるし、自分がほしい物を買わずに、僕たちのほしい物を買ってくれたりします。そんな自分より僕たちの事を第一に考えてくれるお父さんが大好きです。自分の事も大事にして生きて下さい。
ぼくの妹へ
妹は去年の十二月十九日に産まれました。かわいい大好きな妹です。ぼくはおととしのクリスマスにサンタさんに赤ちゃんがほしいです。とお願いをして本当に産まれたからすごくうれしかったです。最後に、ぼくたちの家族に産まれてきてくれてありがとう。たくさんあそぼうね。
ありがとう。許悠仁。君は、尊敬すべき人だ。まさに今、自分を尊敬しているように、自分を愛せるところ、それでいて自分に厳しくもなれるところ、他の人にいつもやさしいところ、それにたくさんのことにチャレンジできるところ。君がこんな君でいてくれるおかげで私は毎日幸せだ。いつも本当にありがとう。
私はお父さんに感謝の気持ちを伝えたいです。いつも、平日は家族のために遅くまで働き、休日は休まずに私と弟を遊びにつれていってくれてありがとうございます。いつもは恥ずかしくてあまり面と向かって感謝を伝えることは少ないけれど、いつも感謝の気持ちで胸がいっぱいです。無理しないでください。
みおさん、ありがとう。理科の時間、酸素の量を調べる実験をグループでしました。私は、何をしていいか分かりませんでした。みおさんは、「一緒にしよう。」とやさしい声でいいました。うれしかった。チョコレートを食べているときよりうれしかったよ。みおさんと帰ると、安心するよ。これからもよろしくね。
のだゆきせんせいへ
わたしのはじめてのせんせい。みえないにおいのつぶでぐあいがわるくなるわたしをいつもたすけてくれるすーぱーまんです。おともだちもたくさんできたのでせんせいとみんなでたくさんのおもいでをつくっていきたいです。せんせいだいすきです。
僕の妹へ
生まれてきてくれてありがとう。妹が生まれる時、家にいて、あなたが生まれることを楽しみにしていたよ。初めて家に来た時は、小さくてとてもかわいかったよ。今もすくすくと成長して、とてもうれしいよ。あなたが僕の妹で良かった。これからもどんどん成長してね。
すずとむぎへ
いつも空手から帰ったときにむかえてくれてありがとう。いつもつかれをとってくれてありがとう。ごはんのビンをさわっただけで、走ってくるすがたがおもしろいです。これからもよろしくおねがいします。ぼくの大すきなすずとむぎ。
おじいちゃん。いつも優しくておもしろくてとても元気なおじいちゃん。大事な試合や行事には必ず来てくれてありがとう。応援してくれてありがとう。いつも心配してくれてありがとう。背中を押してくれて、ありがとう。ガンの手術絶対成功するから早く元気になってもっと色んな事教えてね。
私はどんな時でも笑顔で応援してくれて、裏ではとても頑張っている母を知っています。だからそんな母にお礼を伝えたいです。いつも私や家族のために頑張ってくれてありがとう。どんな時でも優しく応援してくれてありがとう。これまで育ててくれてありがとう。私もお母さんのことが大好きです。
まだ、わたしがあるきはじめたころ、いつも、ちゃあちゃんは、手をつないでおさんぽにつれて行ってくれた。それは、今もかわらない。ちゃあちゃんと手をつないだときの、あったかい気もちをありがとう。これからも、長生きしてね。大きな声で言うよ。大すきだよ。ありがとう。
ひいばあちゃんは95才のにんち症だけど、私があそびにいって帰る時、かならず気をつけてねと、私が見えなくなるまで心配して何度も声をかけてくれる。私は学校からの帰り道時どきひいばあちゃんの気をつけてねを思い出す。ひいばあちゃんの気をつけてねは私の交通安全お守りになっている。ありがとう。
お母さんたくさんの幸せをくれてありがとう。今僕は日本にいて家族と一緒にいて学校にも行けてとっても楽しいです。今の幸せがあるのはすべてあなたのおかげです。お母さんは必ず1日に一回ラブユーと言ってくれます。僕は恥ずかしくてなにも言えないけど、心の中では僕もラブユーと言っています。
今ぼくがもっとも、感謝しているのは、毎日のようにごはんを三食たべれることです。世界には戦争やひんこんで一食もたべれない人がたくさんいます。なかには三食を食べることなく死んでいく人たちもいると思います。ぼくは三食たべれる事に感謝しいつかは、世界の人が三食たべれる世界にしたいです。
ぼくは電動車イスに乗っているので車いすにかんしゃしたいです。かんしゃしている理由は、いつもぼくの足の代わりになってくれて外出も自由にさせてくれるからです。車いすありがとう。車いすこれからもぼくの相ぼうとしてぼくの足になってください。
僕は自然がないと気持ち悪くなります。でも行橋の春は、桜や菜の花がきれいです。つくしとりに行っておいしく食べることができます。夏は、海や川で泳いだり、せみとりもできます。秋は、落ち葉が沢山落ちていてとてもきれいだし風も気持ちいいです。僕の心を落ち着かせてくれる行橋の自然ありがとう。
空にありがとう。その日どんな天気でも、見上げると心を落ち着かせてくれる。世界中どこにいても、見上げると同じ空が広がっている。だから遠くに引っ越した親友や、海外に住んでいる昔留学に来た子、亡くなった祖父とも繋がっていられる気がする。どこまでも途切れることのない広い空にありがとう。
うみの日にぼくのいもうとがうまれた。名まえはななみちゃん。さいしょは赤ちゃんがないてべんきょうむりかなとおもってたけど、かわいくって、ぼくはもうメロメロ。ちっちゃなて、ちっちゃな足、へんなかおしてもかわいい。だっこしていろんなところにつれていくよ。うまれてきてくれてありがとう。
昨年とある検査で、私には右の腎臓が無く、左の腎臓だけで生きていたことを初めて知りました。私の左の腎臓は一般の人よりも大きくなっており、一つで二つ分の役割をしているのだそうです。今まで健康に暮らすことができたのは、左の腎臓のおかげです。ありがとう、これからもよろしく。
沢山の病気を持って生まれた妹を、こわれてしまいそうで大切にしてきました。でも今年の夏、初めて沢山のケンカをしました。負けずにやり返してくる妹に驚き、強いと思いました。プールで思い切り遊んだり、姉妹らしい初めての経験を沢山した夏でした。楽しかったね、ひいちゃん、大好き!ありがとう!
私は百人一首にありがとうと伝えたい。なぜなら、友達とケンカした時、落ちつかない時。どんな時でも、変わらず思いを和歌にのせて歌っていてくれるからだ。たとえ私がどんな状きょうにあったとしても、たたみの上に並んで待っている。そんな百人一首の札達が大好きだ。だから私は、ありがとうと伝えたい。
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