2025年第2回
制作:RKK熊本放送
ディレクター:西川 亜也子
熊本県山鹿市。観光スポットでもある豊前街道にある商店の軒先には、ここそこに干し柿が吊るされ郷愁を誘う風景が続く。去年からスタートした「やまが秋の風物詩 豊前街道 干し柿の街なみ」。この仕掛け人となったのが、会社経営の市原幸夫さん(73 )。
企業のオーダーをうけ、地元産の果物を使った「産地アイス」工場を経営している。産地アイスをきっかけに農業と深く関わるようになった市原さんは、3人の息子夫婦とともに生産・加工・販売まで家族で完結させる「里山農業の6次化」に20年あまり取り組んできた。
そんな中、市原さんに新たな依頼が舞い込む。地元の特産として長年「あんぽ柿」づくりを続けてきた農産加工グループが高齢化のため解散の危機となり、市原さんに柿園と事業の継承を依頼してきたのだ。課題はコスト割れする大量の渋柿をいかに付加価値をつけ適正価格で販路を広げるか。
市原さんが思いついたアイデアとは・・・。
市原さんと3人の息子夫婦の奮闘と渋柿が紡ぐ地域再生の物語に密着した。






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