福岡にドイツがやってきた！オクトーバーフェストで最高の乾杯を

こんにちは。RKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーの川原彩音です。10月のこの時期といえば、福岡市博多区冷泉公園で毎年開かれているドイツビールの祭典「福岡オクトーバーフェスト」。ドイツ本場の美味しいビールが今年も福岡にやってきました。10月17日のRKBラジオ『仲谷一志・下田文代のよなおし堂』で、イベント初日の熱気とビール好きにはたまらない情報をお届けしました。（報告・スナッピー川原彩音）

私たちがイベント会場に着いたのはオープン1時間前。それなのに、すでにたくさんのビール好きがゲートの前でスタンバイしていました。

筑紫野市から電車で来た人にお話を聞くと「早めに来て、最初に何を飲むかじっくり吟味しています」。人気の席を確保するためにも、早めに並ぶのは必須なんだとか。

そして驚いたのが、列の中にいたドイツのミュンヘンから旅行で福岡に来たという2人組。「ドイツでも、これほど多くの種類の銘柄が一箇所に集まるのは珍しいから楽しみ」と、期待に胸を膨らませていました。

そして午後4時。ゲートが開くと同時に、待ちわびた人々が一斉に入場。こうして10日間のビールの祭典がスタートしました。

ビール好きの皆さんが口を揃えて言うのは、「最初の1杯が一番肝心」ということ。でも、会場には一つのブースだけでも3種類以上の銘柄があって、どれにしようか本当に悩みますよね。

そこで、アルコブロイのブースを担当している西原奈々未さんに、おすすめを伺うと、返ってきた答えは、アルコブロイの「ウアファス」。この日は、夕方でも気温が高く汗ばむ陽気で、スッキリとした爽快感のあるビールはこの暑さの中飲むのにピッタリなのだそうです。

スナッピー号の運転は他のメンバーに任せることにして、特別に試飲。ひとくち、ふたくち…生中継のリポート中なのに止まりません（笑）苦味がしっかり効いているのに、喉ごしがたまらなく爽快。後味もさっぱりしていて、「これは仕事終わりに最高の一杯」だと感じました。

ビールにはやっぱり美味しいグルメが欠かせません。リポートで紹介したのは、ドイツ・ミュンヘンの伝統料理「ハクセ（豚スネ肉のカリカリトロトロ焼き）」。チロリアン プレッツェルのブースで販売されています。

大きな豚スネ肉を50分かけてじっくり焼き上げ、外はカリカリ、中はトロトロに仕上げるそうです。焼きたてを受け取ると、オーブンから肉汁が滴っていて、もう食欲がMAXに。

いざ実食。皮は「カリッ！バリバリッ！」と弾力があり、中のお肉は「じゅわ～、とろぉ～」とプルプルほろほろ。しっかりとした味付けで、フォークとビールの手が止まらなくなるほど最高の組み合わせでした。

オクトーバーフェストの会場中央にはステージがあり、ミュンヘンからやってきた楽団が陽気な音楽を奏でます。ステージMCの上田知佳さんが、ドイツの民族衣装「ディアンドル」姿で登場。とってもお似合いでした。

日も沈んでくると、会場はビール愛飲家の熱気に包まれ、まるで本当にドイツ旅行に来たような気分でした。

「福岡オクトーバーフェスト2025」は、福岡市博多区の冷泉公園特設会場で、10月26日（日）まで開催されています。平日は夕方4時から夜10時まで、土日は午前11時から夜11時まで楽しめます。

ぜひ、公共交通機関を利用して、オクトーバーフェストでお気に入りの一杯と出会ってくださいね！