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常連が集う福岡市の激安フリマ「ケケコ鳥飼」にRKBスナッピーが潜入!

こんにちは。RKBラジオのキャスタードライバー、川原彩音です。11月20日放送のRKBラジオ『#さえのわっふる』で、福岡市城南区鳥飼にあるユニークなフリーマーケット「ケケコ鳥飼」を取材しました。ボランティアで運営され、常連さんが足しげく通うこのお店。店頭に並ぶ謎の「カエルグッズ」の数々…その理由に迫ります!

「ケケコ」の秘密…カエルグッズがあふれる店内

「今日はどこから中継しようかな?」と城南区役所付近を歩いていたとき、道沿いに突如現れたフリーマーケットを発見! 入り口には「お客さまへお願い 右左を確認しお帰り下さい。」という、なんとも温かい手書きの張り紙が。この優しさに惹かれて、さっそくお邪魔しました。

「ケケコ鳥飼」は、地域の方々が寄付した洋服や食器、小物、さらには野菜までが並ぶフリーマーケットです。

店内でひときわ目立つのは、カエルのぬいぐるみやティーポットなどのカエルグッズの数々。お店の代表、下村恵美子さんが大好きだという詩人・谷川俊太郎さんが、カエルの鳴き声を「ケケコ」と表現していたことから、店名を「ケケコ鳥飼」と名づけたそうです。

そして「よみがえる」「わかがえる」「みちがえる」のように、家にある不要なものが新しい持ち主に渡ることで、色んな「カエル」のきっかけになってほしい、という願いが込められています。この想いに共感したお客さんがカエルグッズを持ち寄るようになり、今や店内はカエルだらけになったそうです!

スナッピーも大興奮!掘り出し物ショッピング

店内にある商品は、すべて寄付で集められたものなので、とにかく激安! なんと、1着100円で売られている洋服のコーナーもありました。

「かわいい!」と大興奮したスナッピー前田は、真剣にショッピングモードに突入! 驚いたことに、並んでいる洋服のほとんどは新品で、タグがついているものも多かったんです。前田が選んだのは、この時期にぴったりなブランド物のジャケット。もちろんこれも100円です。

他にも、寄付された着物や帯をボランティアの方が一つひとつ手作りでリメイクした服やバッグも並んでいました。ここでの売り上げは、老人ホームや介護施設などの支援に役立てられるそうです。

癒やしを求めて…常連の心を掴むボランティアさん

下村さんの熱い思いに惹かれて集まったボランティアたちは、週に1回ほどお手伝いに来ているそうです。常連さんの中には、商品だけでなく、このボランティアたちとお話したくて訪れる方もいるんだとか。

最近の話題は「病院のこと」「お墓のこと」など、身近な話題で盛り上がっているそうです。中でも、創業時からずっとお手伝いている木下さんは人気スタッフの一人。「ここに来るのが楽しくて、ほっとする」とにこやかに話してくれました。

常連さんに伺うと、「ここでしか得られない癒やしがあるんですよね」「今日着ている服もここで買ったんです」と、この店がなくてはならない存在になっている様子でした。

代表の下村さんは、「私がやらないと、誰がやるんだ!」と一念発起し、民間で老人ホームを立ち上げたという、優しくも強い信念を持った方。「介護のことで悩んでいる」という知人からの相談が、活動の原点だそうです。

下村さんとボランティアの皆さんの温かい想いが詰まった「ケケコ鳥飼」。皆さんもぜひ、お気に入りの「カエル」を見つけに、そして温かい交流を楽しみに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

福岡市城南区鳥飼「ケケコ鳥飼」
営業日:水・木・金
営業時間:午前11時から午後4時30分まで

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川原 彩音

スナッピー

出身地:熊本県 誕生日:1月19日 自己紹介お願いします 福岡生まれ、熊本育ち。佐賀で学生時代を過ごし、九州愛はばっちり、川原彩音です! 九州のわんぱく娘となるべく、持ち前の好奇心と行動力でエリアを駆け回ります。美味しいラーメン屋さんの情報お待ちしています!