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ウミガメ5匹が再び海へ~衰弱して打ち上げられ保護 福岡・福津市

福岡県の海岸で衰弱した状態で見つかり、水族館で保護されていた5匹のウミガメが2日、福津市の海岸から海へ戻りました。

RKB永牟田龍太「ウミガメが海に向かって進み始めました。ゆっくりと、一歩ずつ、海に向かっていきます」

福津市の勝浦海岸では2日午後、アオウミガメとタイマイ合わせて5匹が海に放流されました。5匹は、今年1月から3月にかけて福津市や福岡市東区の海岸で、衰弱した状態で打ち上げられているのが見つかり、福岡市のマリンワールド海の中道で保護されていました。水族館で餌を食べたり、泳いだりする練習をした結果、海に戻れる状態まで回復しました。

ウミガメを発見した西田恵樹さん「保護したときは弱っていたから、それが足をバタバタさせて帰って行った。それがうれしい、自然に戻れたということが最高」

マリンワールド海の中道 宮地勝美さん「これから、本来の一番大変な野生の生活が始まるので、早く自分の生活の場所に行ってくれれば」

ウミガメは砂の上を懸命に海に向かって進み、元気に泳いで去っていきました。

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