ウクライナ大使が福岡で“感謝”の挨拶回り~68人受け入れの大学で「侵攻の原因」語る

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は4か月が経った今も停戦の目処は立っていません。避難民の受け入れなどのウクライナへの支援活動に感謝の気持ちを伝えようと駐日ウクライナ大使が福岡県庁や大学などを訪問しました。

 

「両国経済に活かして」福岡で学ぶウクライナ学生に講演

福岡県太宰府市にある日本経済大学を訪れたのはウクライナ大使館の特命全権大使、セルギー・コルスンスキー氏です。

RKB小松久里子「コルスンスキー大使を乗せた車が到着しました、学生がウクライナの国旗を振って出迎えています」

日本経済大学は現在、ウクライナの避難民学生と交換留学生の計68人が寮生活を送っています。学長らと面会した大使は学生の受け入れについて感謝の気持ちを伝えました。

コルスンスキー大使「私たちはあなたが非常に迅速に多くのウクライナの学生を受け入れたことを知った、おそらく日本で最初の大学の一つ、本当に信じられないことです。皆さん一人一人に感謝申し上げます」

コルスンスキー大使はその後、ウクライナの学生たちと交流して母国の現状について話をしたほか「ロシアによるウクライナ侵攻の原因と結果」をテーマに特別講演を行いました。

コルスンスキー大使「彼らがここで学んで身につけた言語や経済知識を、将来ウクライナと日本のより積極的な経済関係のために生かしてほしい」

ウクライナからの学生・エリザヴェータ・ペトロヴァさん(21)「私たちに将来的に何ができるのかという話もあってモチベーションがあがりました」
ウクライナからの学生・ポリナ・コルズニナさん(21)「期待に応えたいという気持ちもあります。忙しいときに来てくれて嬉しい」

大使「1年ぐらいはまだ困難な状況」

大使は午後から福岡県の服部知事を表敬訪問し、ウクライナ支援の取り組みに感謝の気持ちを伝えしました。

福岡県・服部知事「我々はこれからもウクライナから避難して来られる方が安心して福岡で生活できるように力を尽くしてまいります」

RKB堤千春「福岡市中央区の西鉄グランドホテルです。まもなく、ウクライナ大使による講演会が開かれます」

コルスンスキー大使はこのあと、福岡市内のホテルで開かれた講演会に出席し、これまでの協力や寄付などに感謝するとともにウクライナ支援を目的に大使が蔵元と一緒に作ったお酒を紹介しました。

コルスンスキー大使「頂いた全ての支援がウクライナの人道支援のみに使われることをお約束します、子供たち、負傷者、自宅およびすべてを失った人たちの支援です。ウクライナは、分からないが1年くらいはまだまだ困難な状況にあるのではないかと思います」

大使は参加者に対し変わらぬ支援を呼びかけていました。

SHARE
  • Twitter
  • Facebook
  • LINE