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「グラムでお買い物」時代にぴったり“量り売り”  チリツモでお財布にやさしくロスも削減

欲しいものを、必要な量だけ。「もったいない」という意識に物価高も重なって、量り売りをする店が増えているようです。  

◆グラムいくらのお買い物

1グラム6円のナッツ類に……1グラム13円のごま。福岡市中央区白金のこちらのお店で扱っている商品は、お菓子や調味料、洗剤まで、すべてグラム単位で量り売りされています。

RKB川内信江「(ごま油を瓶に入れて)今日は、このぐらいにしようかな。お願いします」
ポコムーチョ 柳瀬基喜さん「70グラムですので、224円です」
川内「こうやって、自分の欲しい分量だけ買えるというのは、今物価が上がっている中、お財布と相談できるので本当にありがたいです」

ポコムーチョ 柳瀬基喜さん「(おすすめは)スパイス類ですね。ちょっとカレーを作りたい時、とか、スパイスカレーに挑戦したいみたいな時に、大きいボトルで買うと使いきれないとか、残って捨てちゃうみたいなことがある」

◆ワクワク楽しくておいしい

1グラム6円のナッツ類に……1グラム13円のごま。福岡市中央区白金のこちらのお店で扱っている商品は、お菓子や調味料、洗剤まで、すべてグラム単位で量り売りされています。

RKB川内信江「(ごま油を瓶に入れて)今日は、このぐらいにしようかな。お願いします」
ポコムーチョ 柳瀬基喜さん「70グラムですので、224円です」
川内「こうやって、自分の欲しい分量だけ買えるというのは、今物価が上がっている中、お財布と相談できるので本当にありがたいです」

ポコムーチョ 柳瀬基喜さん「(おすすめは)スパイス類ですね。ちょっとカレーを作りたい時、とか、スパイスカレーに挑戦したいみたいな時に、大きいボトルで買うと使いきれないとか、残って捨てちゃうみたいなことがある」

◆ワクワク楽しくておいしい

福岡市中央区薬院のパン店です。

RKB川内信江「いろんな種類のパンがありますね。量り売りは……ありました。こちら、1グラム1.6円です」

量り売りされているのはハード系のパンが中心で、平日は2種類、土日祝日は6種類ほど用意されています。

ザ・ルーツ オーナーシェフ 三浦寛史さん「ハード系の、大ぶりのパンは、結果食べきれなくて冷凍するじゃないですか。それがすごいもったいないなと思って、できたら焼き立てのパンを毎日ちょっとずつでもいいから食べてもらいたくて、要る分だけ売るような仕組みを作ったんです」

一番おいしい状態で食べられ、フードロスの削減にもつながる、とお客さんにも好評です。

客「全部食べられない場合があるので、少ない量でも買えるのはいいかなと思いますね」「何度も来たくなりますね」

◆糸も量り売り!

◆「もったいない」をテーマに

福岡市中央区薬院のパン店です。

RKB川内信江「いろんな種類のパンがありますね。量り売りは……ありました。こちら、1グラム1.6円です」

量り売りされているのはハード系のパンが中心で、平日は2種類、土日祝日は6種類ほど用意されています。

ザ・ルーツ オーナーシェフ 三浦寛史さん「ハード系の、大ぶりのパンは、結果食べきれなくて冷凍するじゃないですか。それがすごいもったいないなと思って、できたら焼き立てのパンを毎日ちょっとずつでもいいから食べてもらいたくて、要る分だけ売るような仕組みを作ったんです」

一番おいしい状態で食べられ、フードロスの削減にもつながる、とお客さんにも好評です。

客「全部食べられない場合があるので、少ない量でも買えるのはいいかなと思いますね」「何度も来たくなりますね」

◆糸も量り売り!

福岡市中央区六本松のくつした屋さん・ハウズザットで量り売りされていたのは…。
綾部光里さん「(糸を巻きながら)こちらを1グラム1円で販売しています」

糸です。自社工場で靴下を生産する際に出る、余った糸を量り売りしています(巻き代として別途110円)。

綾部光里さん「機械ではちょっと使えないような少量のものは、今までは廃棄処分という形になってしまっていたんですけど、やはり糸も大切に作られたものなので。ちりが積もればたくさんの量になっちゃって、もったいないなというのがずっとあって」

◆「もったいない」をテーマに

この店では元々「もったいない」をテーマに、靴下を片方ずつ販売したり、靴下を作る時に出る端切れで作った鍋敷きなどを店頭に置いていました。ある時、お客さんから糸を分けてほしいという声があり、余った糸の量り売りを始めたところ、好評だということです。

綾部光里さん「今コロナ禍でおうちにいる時間が長い方とか、ご年配の方で指先をちょっと動かしたいなという方とか、けっこうたくさんの需要があって(購入する人は)年々増えているというのは実感しますね」

「ごみを出さない」。「もったいない」。「お財布に優しい」。誰もが日ごろから思っていることが、そのまま形となった量り売り。巣ごもりと物価高が続く今の社会に、ぴったりのビジネスと言えそうです。

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