明治5年、1872年に初めて点灯され、今年で150周年を迎える北九州市門司区の「部埼灯台」で24日、20年前に保管されたタイムカプセルが開封されました。
もう一つの特別な灯台
国の重要文化財にも指定されている「部埼灯台」。初点灯から150周年を迎えたのを記念し、24日に保管していたタイムカプセルを開封することになりました。
RKB黒木秀弥「150年にわたり光を灯し続けている部埼灯台ですが、実は中に、もう一つの特別な灯台が設置されています」以前は、灯台で使用されていた灯籠です。今から20年前、初点灯から130周年を祝う式典で地元の小学生が記念品を入れ、タイムカプセルにしました。24日、タイムカプセルに携わった当時の小学6年生や学校関係者など、約30人が久しぶりに集まり顔を合わせました。
「20年後の自分」に宛てた手紙
タイムカプセルの中には「20年後の自分」に宛てた手紙などが入っていて、当時の担任から一人一人に手渡されました。
20年前の小学6年生「甲子園どころか地方予選で負けたんやけど」「デザイナーって書いてる」「私も私も」「『デザイナーの免許をとって私は結婚してる』」「両方、実現できてません」式典で挨拶をした田野浦小学校の卒業生・楳本光宏(うめもとみつひろ)さんの手紙は・・・
楳本光宏さん「『無理だとしても高い給料をもらえるような人になりたいです』、全然ダメです。面白いですね、人ってあんまり変わらないもんやなと思いますね」初点灯から今年で150周年、海の安全を守り続けてきた門司区の「部埼灯台」は10月30日に、3年ぶりに一般公開される予定です。
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう