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「出だし好調」福岡・佐賀に観光客が再び!全国旅行支援でホテルに追い風

全国旅行支援が始まった最初の週末は、福岡と佐賀に制度を利用した観光客でが押し寄せました。一方で、受け付けなどの手続きで混乱も続いています。  

嬉野温泉に“全国支援”の旅行客

千葉からの旅行客「すごくお得だった。ありがたいですね。旅行支援を起爆剤にしてまたお金に関係なく来るんじゃない?少しコロナもいい感じになってきて」
日本三大美肌の湯として知られる佐賀県の嬉野温泉です。今月11日に始まった「全国旅行支援」を利用してこの週末は、大勢の観光客でにぎわいました。
東京からの旅行客「2年半以上全然旅行していなくて、やっとワクチンも3回打ったのでいいかなと」 福岡からの旅行客「だいぶお得に泊まれました。割引のクーポンも出たのでランチをしに行きます」

新規開業したホテルには追い風が吹いています。福岡市のJR博多駅の近くにできたばかりの「プリンススマートイン博多」を訪ねました。顔認証でチェックインできるほか予約からチェックアウトまでスマートフォンで完結するなどの非接触型のサービスが好評だということです。
支配人「出だしは好調。今後の観光需要に期待です」

“売り切れ”で全国支援の予約停止も

新型コロナの影響で落ち込んだ客足の回復に期待を寄せる観光業界。しかし、さっそく問題が起きています。全国旅行支援を利用できるツアーのうち、京都府と岩手県では、すでに予約の受け付けを停止しているといいます。
アドツーリスト天神営業所・従業員「京都は売り切れです・・・」 堀江雅子所長「すでに予約停止。旅行するなら早めに決めて」
全国一律だった「GOTOトラベル」と異なり、今回の全国旅行支援は、都道府県によって制度が異なるため、事務作業が煩雑になっているといいます。
堀江所長「大阪とほかで書式が違って、職員疲弊です。負担は大きいですね」
旅行代金から最大で40%を割り引く全国旅行支援は、東京でも今月20日から始まります。混乱のなかスタートした感は否めませんが、経済を活性化させる起爆剤としてうまく利用したいものです。

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