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「学校給食」を考える~子供の貧困・スマホ注文ランチ・平等に経済格差なく 福岡

文部科学省の定義では、給食の提供スタイルは3つに分けられます。主食とおかず、牛乳が提供される「完全給食」、主食は持参し、おかずと牛乳が提供される「補食給食」、そして牛乳のみを提供する「ミルク給食」です。これは、提供する数は関係ありません。一部の生徒にでも提供していれば取り入れていると判断されます。
 

大野城市の教育委員会は、現在も選択制度を使って希望する生徒に主食とおかず、牛乳を提供しているから「完全給食」を取り入れていると主張しています。一方で、市民団体が求めているのは、生徒全員に「完全給食」を提供すること、ほかの多くの自治体と同じように生徒全員に同じ食事を提供することです。法律の解釈ではなく、生徒や保護者が何を求めているのか、もう少し本質を見るべきではないでしょうか。

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この記事を書いたひと

三浦良介

1999年入社、テレビ営業部、大阪支社勤務を経て2011年から情報番組のディレクターを務める。2016年から報道記者として政治・経済を中心に取材奮闘中。