ホークスは2日、ドラフト1位入団の甲斐野、田中、佐藤の3選手と契約を更改しました。
甲斐野投手は現状維持3600万円
2018年ドラフト1位、プロ4年目の甲斐野央投手は、現状維持の推定3600万円でサインしました。開幕は2軍スタートとなったものの、1軍では27試合に出場、今シーズン初登板となった6月17日の試合では、自己最速の160キロをマーク、ペイペイドームにつめかけたファンをわかせました。
しかし、パ・リーグ優勝をかけた10月2日のロッテ戦では、逆転を許した直後の7回に登板すると2点を失う悔しい結果となりました。
甲斐野央投手「逆転された次の回投げて・・・本当に悔しかった。自分がしっかり結果を残して、シーズン終了時には笑って終わりたい」
田中投手は100万円ダウンの1200万円
2016年のドラフト1位で、プロ6年目を迎えた田中正義投手は春のキャンプから猛アピール、開幕ローテ候補に名乗りをあげます。ところが、オープン戦で右肩の違和感を訴え離脱した後はリハビリ組での調整が続き、1軍での登板はわずか5試合に留まりました。
100万円ダウンの推定1200万円でサインし、会見では来シーズンへの決意を述べました。
100万円ダウンの推定1200万円でサインし、会見では来シーズンへの決意を述べました。
田中正義投手「来季は先発として挑戦したい。リーグ優勝・日本一に心から貢献したなと思えるシーズンを送りたいし、それに見合う努力をしていきたい」
佐藤選手は現状維持1400万円
主に代走や守備固めでの出場となった2019年のドラフト1位、佐藤直樹選手は現状維持の推定1400万円で契約を更改。課題として挙げるバッティングでは、4月21日のオリックス戦でプロ初ヒットを打つと、新型コロナ禍で主力が大量離脱した8月には、プロ初ホームランを放ちました。
佐藤直樹選手「代走・守備固めが多かったので、バッティングで結果を残せるように。チャンスを打席でものにできたら」
渡邉選手は250万円アップの850万円
プロ初スタメンの試合でホームランを2本放つなど、高いバッティング技術をみせた育成出身の22歳、渡邉陸選手は、250万円アップの推定850万円でサインしました。
渡邉陸選手「少ない打席数でホームラン3本打ったことを評価してもらった。たくさん試合に出て1勝でも役に立てるように。打つ方でも守る方でも頑張りたい」
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