パリオリンピック追加種目のダンススポーツ「ブレイキン」の世界大会=ワールドシリーズが、北九州市で24日から2日間の日程で開催されます。出場する日本女子選手の3人は全員が優勝候補です。
日本女子3人とも“優勝候補”
いま大注目のダンススポーツ「ブレイキン」。試合は1対1の対戦形式で技術や表現力、個性や音楽性を審査員が評価し勝敗が決まります。日本女子選手3人は全員が優勝候補、去年の世界選手権では今大会に出場する3選手全員がTOP4入りしました。
“正真正銘のクイーン”AMI
ダンサーネーム・AMIこと湯浅亜実選手。去年の世界選手権で金メダルを獲得したほか、数ある世界大会を総なめ、優勝の最有力候補です。
AMI「私はこのブレイキンのシーンがすごく大好きなので、その大好きなシーンがより多くの人に知ってもらえて、今まで知らなかった人たちが興味を持って、それこそブレイキンをやりたいと思ってくれたりとか、そういう風に広がっていったらうれしいなと思います」
“トップを走り続ける”AYUMI
京都在住の39歳、AYUMIこと福島あゆみ選手。おととしの世界選手権では、AMIとの直接対決を制し38歳で世界一に輝きました。パリオリンピックを迎えるときには41歳と、ブレイキン界でも大ベテランの域になりますが、「とにかく楽しむ」をモットーに情熱は一切衰えません。
AYUMI「自分のこだわっているムーブがあるので、自分のダンスを出し切って、自分が良かったと思えるダンスをしたいと思っています」
“世界トップ4の女子高校生”Riko
実績十分な2人を追いかけるのが沖縄の現役女子高校生、Rikoこと津波古梨心選手。高校1年で出場した去年の世界選手権は、自身初の世界大会ながらAMI、AYUMIとともにトップ4入りと大健闘を見せました。柔軟性と体幹の強さで瞬時に動きを止める「フリーズ」を武器に先輩越えを狙います。
Riko「世界各国から集まった各国のB-GIRLと戦うと思うので、自分の目標としては3位までの、表彰台に上がりたいと思っています」
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