今年のホークスキャンプで野手MVPに選ばれたプロ2年目・正木智也選手。監督の期待に応え、開幕スタメンを勝ち取る覚悟です。
新たな“長距離砲”が著しく成長
正木智也選手「序盤自主トレでやってきたことが、うまく良い形で出せて。中盤落ちる部分もあったが、後半にかけては良い状態で来られた。良いキャンプを送れたかなと」新たな右の長距離砲として今、最も期待される1人、正木智也選手。今年の宮崎キャンプで著しく成長した姿をみせ藤本監督から野手のMVPに選ばれました。
藤本博史監督「バッティングですね。去年と全然力強さが変わっているし、土台がしっかりした。期待大ですね、特大です」ルーキーイヤーの昨シーズンは35試合の出場で3本のホームランを放ちました。このオフは、もっとパワーを付けたいと88キロだった体重をこれまでで最も重い92キロまで増やします。
秋山元監督のアドバイスが転機に
らに「多い時は一日5、600スイング振り込んだ」と、その手には努力の跡がしっかり残っていました。
正木選手「振ってきた証拠だと思うので、そこは自信を持って」その結果、バッティングは格段に力強さが増しキャンプ序盤から首脳陣をうならせます。しかし、まだ2年目と経験が浅く、実戦形式の練習が始まると状態を落としてしまいます。そんな時にアドバイスを送ったのが、ホークス元監督の秋山幸二さんです。
秋山元監督「若い人たちがいい素材を持っている中で右のホームランバッターがプロ野球の中でも少ないんですよね。そういう若い人たちが、そういう可能性を持っている人が早くそこに行った方が、野球界としても盛り上がると思いますし」
「ボールを長く見るのを教わった」
れで復調のきっかけをつかんだ正木選手。
正木選手「秋山さんにボールを長く見るのを教わってから楽に自分のポイントで打てるようになった」先月28日のロッテ戦でタイムリーを打つなど勝負強さも見せました。3月4日から始まるオープン戦でも結果を残し開幕スタメンをつかめるか、注目です。
正木選手「まずはしっかりアピールして、開幕スタメンを狙っていく。レギュラーをとる気持ちで今年1年、チームが優勝してそこに貢献した選手と言われるように。そういう活躍をしたい」
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