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新型コロナ「5類」引き下げで“9月末までに受け入れ態勢拡大”福岡県の専門家会議

5月8日から新型コロナの位置付けが「5類」に引き下げられるのを前に、福岡県内の専門家らが会合を開きました。9月末までを「移行期間」とし、受け入れ態勢の拡大などを話し合いました。


◆5月8日から「5類」に引き下げ
福岡県保健医療介護部 白石博昭部長「9月末までを移行期間といたしまして、この間に幅広い医療機関での受け入れ態勢の整備を促していくものとしております。この期間の移行計画、これを主に議論するものとなっております」

18日に開かれた新型コロナウイルス感染症の対策協議会には、行政や医療機関などの担当者約40人が参加しました。新型コロナの法律上の分類は5月8日以降、現在の2類から、はしかやインフルエンザと同じ5類に引き下げられます。これに伴い、患者がインフルエンザなどと同様に幅広い医療機関で受診できる態勢へ、段階的に移行することになっています。


◆「移行計画」21日までに発表へ
会合では移行計画の案が示され、患者の受け入れ先をこれまでの医療機関以外にも広げる方針が示されました。これに対し医療機関側からは、設備面での支援を求める声などがあがったということです。
県は、21日までに移行計画をまとめて発表する予定です。

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