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G7広島サミット前に「原発」「港」でのテロ想定 官民一体で対処訓練 佐賀

5月のG7広島サミットの開催を見据えた動きです。「玄海原子力発電所」や「港」でのテロを想定した官民連携の訓練が、佐賀県唐津市で実施されました。


◆“毒物まき散らし”を想定
唐津市の競艇場で実施されたテロ対処訓練には、警察や自治体のほか公共交通機関やインフラ事業者の職員など、約60人が参加しました。訓練は、施設に侵入した男がペットボトルに入った毒物をまき散らしたことを想定。警察と救急隊員などが、避難の誘導や救助の手順について確認していました。


◆官民一体でテロ防止を目指す
唐津警察署警備課 進藤祐輔課長「玄海原発や国際港を有している意味合いから開催しました。新型コロナが収まって次々に日本人・外国人も唐津に来ています。いつテロが発生するかわからない危機感を県民、市民にも持っていただきたい」

唐津警察署は、管内の自治体や民間企業と「唐津・玄海地区テロ対策パートナーシップ」を結んでいて、官民一体となったテロの防止を目指しています。

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