PageTopButton

ブレーキなしでTOKYOへ~自転車競技 18歳の挑戦~

久留米市出身の18歳、梶原海斗。自転車競技で2020年の東京オリンピック出場を狙う選手だ。競技用の自転車にはブレーキがない。梶原は体ひとつで、時速70キロのスピードで疾走する。梶原は、兄の影響を受けて、同じ自転車競技をはじめた。兄と同じ高校に進み、自宅から10キロ以上離れた高校へ自転車で通学。授業が終われば競輪場まで自転車で移動し、ひたすら走りこむ。自転車漬けの毎日だった。去年2月、インドで行われたアジア選手権(ジュニア部門)に初出場すると、3種目で金メダルを獲得。圧巻の世界デビューを果たした。
「大会新記録を出して優勝する」と誓って臨んだ、高校最後のインターハイ。有終の美を飾るはずが、まさかの落車で、大怪我を負った。
2ヶ月の過酷なリハビリを経て、復活へ。世界を目指してひたむきに取り組む姿を追った。
(製作:RKB毎日放送 / 江口香織)

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう