今年で20年を迎える名店「ビストロ アン・ココット」。食肉協会認定の「肉博士1級」の称号を持つシェフ・大崎匡也さんが手掛ける、自家製シャルキュトリやココット鍋を使った料理をランチでも気軽に味わえます。
ランチは、ライスまたはパンが付く単品のほか、「お昼のチョイスコース」(2,200円)、「スペシャルランチコース」(4,400円)から選べます。2つのコースはいずれも平日は要予約なのでご注意を。今回はランチでの初訪問ということで、予約時に「お昼のチョイスコース」(前菜・メイン・ライスまたはパン・デザート・コーヒー付き)をオーダーしました。メインは8~10種類から選べ、料理によっては追加料金がかかります。この日は2人で訪れたため、「スパイシーローストチキン」と「100%ビーフハンバーグ ~デミグラスソース~」(+440円)の2品をそれぞれセレクトしました。
まず運ばれてきたのは、料理が贅沢に盛り込まれた圧巻のプレート。大皿の上には、自家製スモークサーモン、ゆで卵のスモーク、ロースハム、ソシス・ドゥ・ジャンボン、羊タンのスモーク、鶏レバーのパテが、サラダを覆うように並びます。いきなり看板メニューともいえる一皿が登場し、期待が一気に高まります。
こちらでは「シャルキュトリ」という言葉がまだ一般的でなかったころから、シェフが独自の製法で試行錯誤を重ね、ハムやソーセージ、パテなどを作り続けてきました。それらはまさにこの店を象徴する逸品ぞろい。常時用意される約8種類のうち、このプレートには4種類が盛り込まれており、それぞれ異なる食感と味わいが楽しめます。少しずつ多彩な肉料理を味わえる、満足度の高い一皿です。
前菜でしっかり満たされたものの、続いて登場したメインのボリュームに再び驚かされます。大ぶりのもも肉が堂々と盛り付けられた「スパイシーローストチキン」は、ハーブとスパイスがたっぷりと効き、食欲をそそる一皿。付け合わせのラタトゥイユとともに味わえば、さらに異国情緒あふれる一皿に仕上がっています。
「100%ビーフハンバーグ~デミグラスソース」のハンバーグの大きさにもびっくり。濃厚なデミグラスソースと肉の旨みが口いっぱいに広がります。
食後は「大人のプリン」とコーヒーで締めくくり。しっかりと焦がされたカラメルソースがたっぷりとかけられており、スプーンを入れるとあふれ出すほどの贅沢さです。このカラメルのほろ苦さが名前のとおり大人な味わいで、個人的にも好印象。コーヒーとの相性も抜群で、お腹いっぱいと言いながらも、最後まで美味しくいただけました。
通常のランチはメインの単品にごはんかパンが付くスタイルですが、プラス1,100円で前菜・デザート・コーヒーが付くなら、断然コースがおすすめ。なお「スペシャルランチコース」にはシェフの真骨頂ともいえる「パテ・アン・クルート」なども加わり、よりこのお店の魅力を味わうことができます。
店内はパリのビストロを思わせるカジュアルな雰囲気。昼は気軽なランチ、夜はシャルキュトリとワインを楽しみながら、自然と会話も弾む1軒です
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