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「Bar Laffite」(中洲)の「桃とベルガモットのカクテル~サフランの香り~」

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中洲の地下酒場で味わう世界水準のオリジナルカクテル

ラフィット入口

今回は、中洲の「Bar Laffite」を訪問。
人形小路のT字路がちょうど交わるあたりのビルの地下。店頭には入口も看板もなく、階段の先は壁で塞がれているが、その壁にはめ込まれた戸棚をゆっくり押すと、扉状に動いて中に入ることができる。

Bar Laffite

「薬屋」に見せかけた店内では洋酒のボトルは隠されており、取締に踏み込まれてもその目をごまかせるという、1920年から1933年までの禁酒法時代にアメリカで大流行したもぐり酒場 “スピークイージー” のコンセプトを踏襲した造りとなっている。
オーナーバーテンダーの齋藤功さんは、18歳のときに上京し、東京のウイスキーバーやカクテルバーに務めたのち、1年半にわたる世界一周の旅へ。世界各地のバーや蒸留所、醸造所を巡り、マレーシアのジャパニーズオーセンティックバーに5年あまりバーテンダーとして勤めたのちに、出身地である福岡に戻り、2020年12月、この「Bar Laffite」を開いた。

「Bar Laffite」(中洲)の「桃とベルガモットのカクテル~サフランの香り~」

今回オーダーしたのは、オリジナルカクテル「桃とベルガモットのカクテル~サフランの香り~」。
カットした桃、グレープフルーツジュース、レモンジュース、ベルガモットと複数のスパイスを漬け込んだ特製リキュール、ラベンダーフレーバーのビターズ(苦味酒)をハンドブレンダーで撹拌し、氷を加えてシェイク。液面にサフランを添えて完成となる。
桃の質感を活かしたとろりとした舌触りが心地よく、グラスに口を運ぶたびに、清々しい花の香り、エレガントな香水の香り、瑞々しい果実の香りといった微妙に違ったニュアンスを感じることができる魅惑的な一杯だ。
店名は、1800年代初頭にカリブ海を舞台に暗躍し、その立ち居振る舞いから “紳士海賊” と呼ばれたフランス人船長「Jean Laffite」に由来。密貿易を通して大陸間の文化交流を促したラフィット船長に重なるように、齋藤マスターが営む地下酒場には世界中のバーと酒のエッセンスが詰まっており、その魅力に出逢える場所となっている。

店舗名:Bar Laffite(バー・ラフィット)
ジャンル:バー
住所:福岡市博多区中洲4-1-13 第1きよたけビル B1F
電話番号: 092-291-7770
営業時間: 19:00~翌3:00
定休日:日曜
席数:カウンター8席、テーブル25席、スタンディング4名くらい
個室:なし
メニュー:チャージ500円、桃とベルガモットのカクテル~サフランの香り~1,600円、フルーツカクテル1,500円~、カクテル1,200円~、ウイスキー1,100円~
URL:https://www.instagram.com/p/ChZCAzPJBB0/

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