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人気焼鳥店「稲田」の新業態!居酒屋「那のかど」誕生

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住吉にあるやきとり稲田といえば食通を唸らせる有名店。その姉妹店「那のかど」が8月にオープンしました。店名の通り那の川四ツ角交差点の角にあり、カニ本家や九電工の向かいにあります。人気店の新業態が相次いでいますが、こちらも焼鳥店ではなく、炭火焼きや魚を楽しめる居酒屋業態です。

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店内へは暖簾をくぐって細いアプローチを進んで行くので、大通りにありながら隠れ家を訪れるようなお忍び感にワクワク。扉を開けるとコの字カウンターとテーブルが2つ並び、調理のライブ感を楽しめる空間となっています。スタイリッシュだけれどくつろげる雰囲気で、「京都の小洒落た小料理屋をイメージしています」と、稲田さんのもとで7年間腕を磨いてきた店長・上薗峻さんが教えてくれました。

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メニューを見ていると「稲田」で人気の「チーズ豆腐」(780円)を発見! チーズ豆腐を「ベーカリーハカタ」のパンに塗ってパクッ。クリーミーでフワッと溶けてしまうような軽やかな舌触りで、まるでデザートのように甘~い豆腐は後味さっぱり。手が止まらずペロリと食べてしまいました。

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次は「稲田」にはなかったお魚がお目見えです。「造り盛り合わせ」(2人前2,480円~)は、仕入れにより異なりますが旬魚を5種ほど楽しめるそう。イサキは皮を軽く炙って、マグロは漬けにしてなど、上薗さんが新店のために春吉の「山乃口」で学んだ、魚を生かすひと手間を加えた刺し盛りを楽しめます。とくに私の好みだったのがねっとり絡みつくような濃厚な甘さのイカ。上にのせた北海道産ウニとのハーモニーが口福な余韻を残します。

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またぜひ食べてほしいのが「天草大王もも炭火焼」(1,800円)です。「稲田」の主役である熊本県のブランド地鶏・天草大王を炭火焼きで味わえます。「稲田」仕込みの技で、脂を滴らせ煙を上げながら、バリっといい焼き色をつけた鶏皮が食欲を増進! 朝引きした身の締まった鶏をじっくり焼くため、頬張ると炭の薫香と肉汁が口の中で弾けるように広がります。焼鳥とはまた違って、大きめサイズをガブリと食べられるのがいいですね。塩や、八丁味噌に青唐辛子を加えた唐辛子味噌、黄身ポン酢でいただきましょう。写真は2人前ですが、もちろん1人前での注文もできますよ。

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シメは、天草大王の鶏ガラと鶏油、醤油ダレを合わせた中華そば「大王醤油らーめん」(930円)をチョイス。天草大王の旨味をこれでもかと凝縮させた濃厚スープとちぢれ麺は絡みも抜群。赤たまねぎやカイワレがいいアクセントになっています。天草大王のムネ肉のチャーシューもしっとりやわらかく、鶏づくしの一杯を満喫しました。他に「和牛テールらーめん」(930円)もあり、上園さん曰く「どちらもスープが自慢の超自信作」とのこと。ぜひお腹に少し余裕を残して、シメのラーメンまでご堪能あれ!

「稲田」を支えてきた上薗さんをはじめ若いスタッフの気持ちのいい接客も魅力のひとつ。これからは冬に向けてせいろを使った蒸し料理や日本酒のラインナップも増やしていくそう。人気店の新業態に注目です。

《那のかど》
福岡市中央区高砂2-10-7 アヴァンセ那の川1F
092-600-0297

店舗名:那のかど
ジャンル:居酒屋
住所:福岡市中央区高砂2-10-7 アヴァンセ那の川1F
電話番号:092-600-0297
営業時間:17:00~OS23:00
定休日:水曜
席数:カウンター10席、テーブル8席
個室:なし
メニュー:チーズ豆腐780円、鯛塩昆布700円、造り盛り合わせ2人前2,480円~、天草大王もも炭火焼1,800円、うなぎ炭火焼2,000円、スペアリブ980円、和牛すきやき930円、霧島豚の角煮 中華パン添え480円、手羽からあげ500円、大王醤油らーめん930円、和牛テールらーめん930円、今日の魚茶漬け1,200円~、田中六十五1合1,100円
URL:https://www.instagram.com/nano_kado_/

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この記事を書いたひと

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