PageTopButton

13回目も大宰府を歩きます。

太宰府歩きも4回目となりました。今回のテーマは「大宰府歴史の散歩道」です。
水城東口からスタートし、太宰府天満宮をめざします。
1回目は水城東口から。歩いたのは丁度コスモスの花の時期で、水城館の後ろにある
展望所に立ちますと、一面赤や黄色のコスモスの花が広がり、その中に縦に続く
水城の土手が展望できます。
その水城館前にあるのが万葉歌碑です。歌碑は大伴の旅人と児島の歌です。
児島は旅人と親しかった遊行女婦でした。

凡ならば かもかもせむを恐みと 振りいたき袖を 忍びてあるかも 児島
ますらをと 思へるわれや水くきの 水城のうえに 涙拭はむ 大伴旅人

大納言になって都へ帰る旅人と、見送る児島の切ない心情を歌ったものです。
水城東口は、かつて別れの場でもあったのです。 今年も、初詣でを前に宗像大社辺津宮のしめ縄がかけ替えられました。
作っているのは宗像大島の漁師さん達です。
沖津宮・中津宮奉賛会長の沖西敏明さんをリーダーに、10名ほどで運んでこられました。
特徴はしめ縄に釣り糸が巻かれていること。
ブリやヒラマサを釣る用の太いものです。
整える道具もロープが切れた時に接ぐための金属棒などを駆使してらっしゃいました。
下がりと呼ばれるふさもフィッシュボーン風に編んであります。
お参りの時、じっくり見てくださいね。
宗像大社の広報担当で権禰宜の黒神直豊さんが、「うさぎ年、一歩跳ね上がってください」と、干支の縁起物や家電が当たる毎年恒例の新春福みくじを案内してくださいました。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう