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25回目は那珂川市の裂田の溝を歩きます。

神功皇后が造ったといわれる疎水、裂田の溝を那珂川の取水口である1の井堰から歩きました。
裂田の溝は全長5.5キロ。この裂田の溝から恩恵を受けている田んぼの面積は154haで、これはヤクオクドームのおよそ21個分だとか。
神功皇后の足跡は、一の井手公園に神功皇后の腰掛け石という形で残っていました。
それも、かつては田んぼの中にあり、農作業の邪魔になるというので土の中に埋められていたものだとか。
いまでは案内板も作られ、石の回りをしめ縄で飾って大切にしてあります。
皇后はこのお立ち石の上に立って田に水を引くようかけ声をかけたのでしょう。
流れに沿って歩きますと、裂田の溝より一段高いところにある田んぼにみずをひく方法など、昔の人のいろんな工夫が施されているのを見ることができます。
那珂川歴史散歩のおやつ・おみやげにおすすめしたいのが「パティスリーノア」の『やまもものタルト』。
オーナーシェフの木下裕之さんが、那珂川市の木でもあるやまももを活用しようというプロジェクト「やまももがたり」で、ピューレ状にしたやまももをお菓子に使いました。
ちょっと野性味も感じられるやまももの甘みと酸味がアーモンド粉と絶妙なハーモニーを醸し出す逸品です。
これまた那珂川特産の金太郎卵を使ったマドレーヌとレモンケーキと一緒に「那珂川の恵み スイーツセット」としても展開。
「那珂川の魅力を伝えるきっかけの一つになれば…」という木下さんの地元愛が光ります

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