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17回目の太宰府歴史の散歩道は坂本八幡宮です。

※写真は坂本八幡宮
令和になってから俄然注目を集めた坂本八幡宮。およそ1300年前、太宰府の長官として赴任した大伴旅人の屋敷で開かれた梅花の宴。
その序文から令和という言葉が引用されました。その宴が開かれた旅人の屋敷跡の候補地がこの坂本八幡宮。
候補地は太宰府に3つあって、その中の一つというわけです。
そのキーポイントは梅花の宴で歌人が歌った中に丘という言葉があります。
その岡が近くにあることがキーポイントなのです。
坂本八幡宮の近くには蔵司という場所があります。かつて、地方から税として届けられた品物を保管した場所で、ここが小高い丘になっているのです。
ということで坂本八幡宮は有力な旅人邸候補地の一つ。
しかし、他の二つの候補地も近くに丘があって、未だに旅人邸はどこか、決定に至っていません。
福津市総合文化センター「カメリアステージ」歴史資料館では、2月27日まで企画展「新原奴山古墳群と集落」が行われています。
新原奴山古墳群を作った人々がどこに住みどんな生活をしていたのか、集落に着眼して解説されています。
この企画展に合わせて、カフェでは「古墳ダンショコラ(コフォンダンショコラと読む)」を提供。
新原奴山古墳群最大の22号墳はクルミを載せたフォンダンショコラと粉糖で、隣の21号墳はおもちアイスで、そして集落をウエハースで表現。
福津市教育委員会文化財課・史跡整備係長の井浦一さん監修の本気モードの逸品です。しかもおいしい!

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