【調査報告】レトロな居酒屋カウンターの奥では職人のこだわりとスパイスが爆発していた！

JR二日市駅前の居酒屋『むちゃく』。隣の大人気スープカレー専門店『小林カレー』の定休日である月曜日にだけ提供されているという激レアカレーを求めてやってきたのだが...

深みのある焦げ茶色、洗練された照り。美しい弧を描く生クリーム...あれ、これはまさか欧の風...？

おかしいな、僕、今沢山の芋焼酎キープボトルに囲まれているのに‼︎笑 それもそのはず、この"欧風ビーフカレー(税込900円)"を作る大将の古川さんはスパゲティ・ナポリタン発祥の地としても有名な横浜の【ホテルニューグランド】で超一流のフレンチを学んだゴリッゴリの洋食畑。

赤ワインや香味野菜に漬けてトロトロに煮込まれた大きなバラ肉。濃厚なフォンと4種類のフルーツ(バナナ、マンゴー、りんご、パイン)による絶妙な酸味と甘味が織りなすハーモニー。一口食べただけでその手腕とセンスが余すことなく発揮されているのが分かります。

 

沢山の食材が使われているのに輪郭がボヤけるどころか味わいが何乗にも膨れ上がっている所はさすが足し算のフレンチ。しかも小麦粉不使用でアレルギーのある方でも安心。ブラァボー‼︎

週一のカレーのために、休みを返上してつきっきりで鍋の前にいる事もあるという古川さん。そのあくなき探求心は欧風だけに留まらず沢山のカレーを生み出し、インド、パキスタン、ブータン、スリランカなどレパートリーは遂に70に達したそう‼︎

夜の営業もあるのに。他メニューの仕込みもあるのに。

嗚呼、変態(褒め言葉)。

初めて料理人に対して引きました(褒め言葉)。

もちろん他曜日のランチも人気。生姜焼き、刺身、ラーメン、天ぷら、酢豚と和洋中なんでもござれです。

何しろ週一。70種の中から"どれか"が提供されるので、同じカレーに出会えるのは数ヶ月後、はたまたそれ以上か...

前情報無しで一期一会を楽しむも良し、インスタ(@muchaku0403)でチェックしてから行くも良し。

駅から徒歩20秒。こだわりの詰まりすぎた激レアカレー達、とにかく"むちゃく"ちゃハマること間違いなしです‼︎