誰からも愛される至極の一杯
変わらないために変わり続ける!
福岡市内でもラーメン激戦区として知られる大橋エリア。幼少の頃からこの街で育ってきた店主・児玉皓さんは、自ずとさまざまなタイプのラーメンを食べてきたという。「いろいろ食べてきましたが、結局は普通の豚骨ラーメンが好きなんですよ」と、児玉さんは言う。2014年にオープンした自身の店『博多玉』では、"ザ・博多ラーメン"と評される、極めてシンプルな博多ラーメンを提供する。
また、オーソドックスなラーメンに加えて、激辛玉ラーメンや黒玉ラーメンなどのバリエーションも充実しており、毎日訪れても飽きることはない。
学生や子育て世代、年配の方まで幅広い世代がクラス大橋のまち。『博多玉』の味はその全ての人々に愛されるとともに、その味を求めて遠方から訪れるファンも多数。児玉さんはこれからも、その味を守り、進化させ続けていくのだろう。
【ラーメン 550円】老若男女に愛されるベーシックな1杯は、小麦の風味が広がる自家製の極細麺と、さっぱりながらもコクを感じるスープが絶妙! 1口、2口と食べ進めるほどに旨みが増し、気づけばさらりと完食してしまう
6月には7年目に突入するが、児玉さんは創業時から常に試行錯誤を続けている。「正解はありませんね。今年に入ってスープに使う骨の配合を変えてみました。こんな味を出したいというイメージがあって、そこに近づけるために少しずつ変えていくんです」。誰が食べても懐かしさを覚えるスープも、常に進化を続けているのだ。使用する豚骨を丁寧に下処理し短時間で炊き上げることで豚骨独特の臭みを排除。シンプルながらも豚骨らしいコクを感じるスープは、幅広い世代からの高い支持を集めている
また、店の奥の工房は、毎日製麺を行ない、麺は2日間熟成させてから使うという。「作りたての麺もおいしいけれど、小麦粉とかん水が馴染んだ麺を作りたいと思って」と、児玉さん。保存料を使いたくないとの想いから、2014年の開業時より店内奥にある工房で製麺を行なっている。あえて2日間熟成させた極細麺は、歯切れが良く喉越しも心地よい
チャーシューは九州産豚肉、ネギは糸島産の九条ネギ、卵は朝倉・平野養鶏場の輝黄卵を使用するなど、食材にもとことんこだわったラーメンが、1杯550円でいただけるのだから嬉しい限りである。また、オーソドックスなラーメンに加えて、激辛玉ラーメンや黒玉ラーメンなどのバリエーションも充実しており、毎日訪れても飽きることはない。
【辛玉ラーメン 700円】ベーシックな豚骨スープに3種類の唐辛子などをブレンドした特製のタレを加え、刺激的な味わいに! 辛さ控えめもオーダーできる。「激辛玉ラーメン」は850円、「辛玉Special」は1100円
【黒玉ラーメン 700円】焦がしニンニクとゴマ油で作る"麻油"が独特の味わいを醸し出し、コクのある味わいがクセになるパンチの効いた1杯。見た目はインパクトがあるが、その味わいにハマるファン多数!
【俺の!チャーハン 550円】ふわふわしっとりした食感が絶妙なチャーハンはラーメンと同じ丼で登場! ランチタイム(11~15時)は+300円で半チャーハンをつけることができる
店舗情報
店名 | 博多玉 |
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住所 | 福岡市南区大橋1-14-8 カーサクワトロ1階 |
電話番号 | 090-4772-5328 |
営業時間 | 11:00~16:00/18:00~24:00 |
定休日 | 日曜(月曜が祝日の場合は日・月曜連休) |
座席数 | 16席(テーブル8席、カウンター8席) |
駐車場 | なし |
カード | 不可 |
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