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魚介出汁が魅せる唯一無二の麺処

博多の「麺族」を唸らせる魚介系出汁、3種の麺

JR博多駅、地下鉄博多駅から地下街を通じて直結。博多新三井ビル地下2階に店を構える『御〇屋(ごえんや)』は、周辺のビジネスマンはもちろん、出張族をも魅了する麺処。「つけ麺」「とりそば」「坦々麺」と、いかなる麺気分も満たしてくれるバランスの良いラインナップに加え、その魅力はなんと言っても「出汁」。いずれの麺も、鹿児島県産のカツオ節、サバ節、ウルメ節、それら3種の魚介から、丁寧に抽出した出汁をベースに使用しているからだ。

なぜ魚介系の出汁なのか。それはもともとこの店が、博多で昭和40年代に開業し、今なお地元で愛されている『そば茶屋 華元』にルーツを持つことにある。「毎日食べても飽きない蕎麦」を追求する中で生まれた「本物の出汁」。その出汁こそが、この『御〇屋』で、唯一無二の麺を生み出すに至ったのだ。

鹿児島県枕崎産のカツオ、サバ、ウルメは、それぞれ削り節に適した時期にまとめて加工して保存。削る際にも注意を払うことにより、天然の旨味を引き出すことに成功している

3種の麺でも、まず味わって欲しいのが「つけ麺」。器に注がれるのは、自慢の魚介系出汁に鶏油をブレンドし、さらに香辛料を効かせたスープ。それを、全粒粉を練り込んだ中太麺に絡めながらいただけば、奥行きのある出汁の旨味が口いっぱいに広がっていく。インパクトよりも、"印象"や"余韻"を重視した1杯は、「また食べたい」と素直に感じさせてくれること間違いなし。「蕎麦出汁ベース」というヘルシー感も加わって、男性客だけでなく、女性客にも支持されているところも付け加えたい。まさに、「毎日でも楽しめる麺を」をコンセプトに生み出された、究極の「つけ麺」がここにある。

【つけ麺 780円】トッピングは、にんにく入りの出汁で柔らかく炊いた鶏肉、明太もやし、味玉子。ランチタイムには、このつけ麺に焼豚ごはん、香の物が付いて820円の「つけ麺ランチ」が好評。なお、11:00~13:00、14:00~14:30の間は、いずれのメニューも麺の大盛無料

昼に夜に、博多で麺を欲したら、まず『御〇屋』へ。小倉・鹿児島では、つけ麺のみの専門店も営業中だ。

【鶏とりそば 800円】魚介系の蕎麦出汁に、鶏のエキスを抽出した鶏油(チーユ)、さらに豆乳をブレンドしたまろやかなスープが中華麺によく絡む。青菜にネギ、煮込んだ鶏肉とカリッと揚げた鶏皮のダブルトッピングも美味

【坦々麺 780円】魚介系出汁と鶏出汁のブレンドに、香り豊かな練りゴマをプラス。さらに、ラー油でピリリと味付けたスープは濃厚ながら、最後の一滴まで飲み干したくなる味わい。多加水のもっちり麺とも相性抜群

店舗情報

店名 博多つけ麺 御〇屋 博多駅店
住所 福岡市博多区博多駅前1-1-1 博多新三井ビル地下2階
電話番号 092-473-1191
営業時間 11:00~14:30/17:30~22:00(OS21:30)
※土曜、祝日はランチのみ
定休日 日曜
座席数 35席(テーブル24席、カウンター11席)
駐車場 なし
カード 不可
HP https://www.gen-food.jp/

※この記事は、シティ情報ふくおかの『麺本2020』より抜粋して掲載しています。
≫ 福岡の街の情報盛りだくさん「ふくおかナビ」

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