信州・岡谷の伝統と博多の焼きの技術が融合し、絶品のうなぎへ仕上がる
暮らし
ブランド『和匠うなぎ』の定番から新料理まで揃う
日本には浜松市や、うなぎの蒲焼き発祥の地と言われる浦和市、そして福岡県の柳川市など多くのうなぎ料理が名物の街がある。そんなうなぎの街のひとつに信州・岡谷市がある。岡谷市では諏訪湖や天竜川などで獲れるうなぎが古くから食されてきた。そんな岡谷市の老舗うなぎ店で修業した近藤料理長が仕入れから捌き、串打ち、焼きのすべてを丁寧に行い、絶品のうなぎ料理へと昇華させる。こちらで使用するうなぎは豊かな自然で知られる宮崎県・佐土原町で育てられた『和匠うなぎ』というブランドうなぎ。うなぎ本来の味にこだわりだけでなく、天然物以上の栄養価を目指して、温度管理された地下水を豊富に使用し、エサも厳選したものを与えて健康的に育てられている。
うな重を中心に刺身盛合せ、うなぎ兜の南蛮漬け、茶碗蒸し、サラダ、肝吸い、香の物が付くセットになった『うな重御膳』(3850円)
このブランドうなぎを信州の老舗で培った伝統の技術と、福岡独自の技法である「こなし」を焼きの最中に数回行う。これにより皮目は香ばしく焼き上がるが、身はふっくら柔らかい仕上がりとなる。蒲焼きや福岡の名物料理・せいろ蒸しのタレは、九州の甘めの醤油を中心にしたまろやかな口当たり。上品ですっきりとした後味のため、脂の乗ったうなぎとの相性も抜群だ。焼きながらうなぎの身をくねらせる福岡独自の「こなし」という技法。これによって余分な脂が落ち、パリッとした皮目と、ふっくらとした身に焼き上がる
『うなぎ丼』や『蒲焼』、『白焼き』などの定番料理がおいしいのは言うまでもなく、これら以外の新メニュー開発に余念がない。2020年秋に登場した『和匠うなぎの紙しゃぶ鍋』は、夏に食べるイメージの強いうなぎを冬も味わってほしいとの思いから生まれたメニュー。特製ポン酢がうなぎ本来の味わいを引き立てる。季節を問わず、うまいうなぎを食べたい時に足を運びたい。
鮮度のいい「和匠うなぎ」に細かく包丁を入れた身をサッと出汁にくぐらせて食べる『和匠うなぎの紙しゃぶ鍋』(2728円)。冬場にぴったりの料理
店舗情報
店名 | 博多うなぎ屋 藤う那 |
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住所 | 福岡市博多区博多駅東2-2-10 博多さかなビル2階 |
電話番号 | 092-433-5109 |
営業時間 | 11:00~21:30(OS21:00) |
定休日 | なし |
座席数 | 60席 |
駐車場 | なし |
カード | 可 |
HP | https://fujiuna.com/ |
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