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疲れ対策には"豚のしょうが焼き"と"プルーンプラス"がオススメ!

大賀薬局

10月に入っても夏の暑さが続いていたかと思っていたら、急に寒さが増してきました。極端な温度変化は体調管理も難しいですね。また、急に寒くなったとはいえ、つい最近までの暑かった夏気温の疲れが体に蓄積されています。今回はそんなこの時期にオススメのレシピをご紹介いたします。

まずは疲れのメカニズムを理解しよう!

「疲れ」とは、日本疲労学会の定義では、「過度の肉体的、精神的活動、または疫病によって生じた不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の衰退状態のことである」と定義されています。

つまり「疲れ」は、心身に過度な負荷がかかっている状態です。
これ以上負荷かがかかった状態が続くと体に害が及びます、という生命維持のためのサインでもあります。

疲れた時は、豚肉を食べよう!

「疲れ」解消には、三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)と共に、ビタミンB1を摂取することが大切です。

そこでお薦めするのが豚肉です。
豚肉はタンパク質と豊富なビタミンB1が同時に摂取できます。ただビタミンB1は体内に吸収されにくいので、玉ねぎとニンニクを一緒に摂取するとよいでしょう。なぜなら玉ねぎやニンニクに含まれているアリシンと豚肉に含まれているビタミンB1が結合するとアリチアミンになり吸収率が高くなるからです。
※この効果を応用したのが皆さんご存じの「アリナミン錠」です。

疲れを解消する「豚のしょうが焼き」の作り方

【材料 2人前】
  • 豚肉スライス(200g)
  • 玉ねぎ半玉(90g)
  • プルーン4粒(40g)
  • 塩コショウ (適量)
  • 油 (適量)
☆生姜すりおろし(10g)
☆ニンニクすりおろし(3g)
☆しょうゆ(小さじ1/2)
☆みりん(小さじ2)
☆みそ(小さじ1)
【付け合わせ】
  • 千切りキャベツ
  • ミニトマト
  【作り方】
  1. 玉ねぎを繊維に沿って薄切りにする。
  2. プルーンを1cm角に刻む。
  3. フライパンに油をひき、豚肉に塩・こしょうをかけ両面焼く。
  4. 豚肉の色が変わったら、玉ねぎ、プルーンを入れ合わせた☆の調味料を入れる。
  5. 調味料がなじんだら付合せと盛り付けて完成。
 

上記のレシピの中にあるプルーンは、鉄分が豊富というイメージがありますが、他にも嬉しい効果がたくさんあります。
プルーンは、水溶性・不溶性、両方の食物繊維が豊富に含まれているため、余分な糖質を排出して血糖値の上昇を緩やかにし、LDLコレステロールを排出する効果が期待できます。また、カリウム・マグネシウムも豊富に含んでいるので、むくみのある方、便秘でお悩みの方におすすめです!

最後に今回ご紹介した「疲れ」をとる栄養素の主な成分と効能をまとめました。
タンパク質:アミノ酸によって構成され、人間の体を構成する三大栄養素の1つ。 ビタミンB1:疲労回復のビタミンと呼ばれ、ブドウ糖をエネルギーに変換する際に必要な栄養素で糖質代謝にも有効。 鉄:貧血対策 カリウム:塩分排泄効果による高血圧やむくみの解消、運動中などの筋肉けいれんを緩和する働きがある。 マグネシウム:骨や歯を作るのに役立つ栄養素・血糖値を抑制する。 食物繊維:血糖値急上昇の抑制・便秘解消。

温度差が激しいこの季節。知らず知らずのうちに溜まっている「疲れ」を解消し、寒い季節に備えましょう。

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この記事を書いたひと

大賀薬局

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福岡市博多区に本社を置き、ドラッグストア、調剤薬局などを展開する。創業、明治35年(西暦1902年) 。健康に関する様々なコラムを展開しています。