変異株「オミクロン」の感染拡大を防ぐために知っておきたいこと

変異株「オミクロン」の感染拡大を防ぐために知っておきたいこと

日本を含め、多くの国や地域で感染が確認されている新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」。

感染力が強く、南アフリカやヨーロッパでも、速いスピードでデルタ株に置き換わってきているとされるオミクロン株について、有識者の話などからこれまでに分かってきたことをご紹介します。

国内で感染者が広がっていくのは時間の問題

12月上旬、毎日新聞論説委員の元村有希子さんがRKBラジオ『櫻井浩二インサイト』で「国内で感染者が広がっていくのは時間の問題」と言及していたオミクロン株。

その指摘どおり、12月下旬(22日現在)には大阪府内に住む4人が、「オミクロン株」に感染していることが確認され、このうち3人は海外への渡航歴がなく、感染経路がわかっていないことから、「市中感染の可能性がある」と報じられました。国内ではこれまで90人近くの「オミクロン株」感染者が確認されています。

オミクロン株の特徴、感染力・重症化の可能性は?

「オミクロン株は、ウイルス表面のスパイクタンパク質の30か所以上という、デルタ株の数倍の変異が起きていて、あらゆる手段で人間の細胞の中に入り込んでくる怖さがある。デルタ株より感染はしやすいかもしれないが、重症者や死者に関する情報はまだ少なく、重症化するリスクは低いかもしれない、という専門家の声も。ただ、蔓延すると社会経済活動が滞るのは確か」と元村さんは言います。

WHOでは「ヨーロッパで報告された範囲では軽症か無症状」と、重症化はデルタ株より低い可能性を示唆していますが、感染者の増加から重症化する人や亡くなる人が増えるまでは一定の時間がかかることから、判断には追加のデータが必要と慎重な姿勢を示しています。また、ワクチン接種や過去の感染によって免疫を持つ人でも再感染しやすくなる可能性が高いとも考えられています。

第6波を防ぐ鍵は、オミクロン株を良く知り、感染対策を怠らないこと

元村さんは「コロナウイルスは、もともと私たちが風邪をひく原因で、“付き合い方”を知っているウイルス。ただ“新型”コロナウイルスは致死率が高いために、今はそれとどう向き合うかを学んでいる最中。あと1年ぐらいは『変異株が入ってきた、ワクチンどうする、医療体制どうする』という繰り返しを続ける必要がある」とも言います。

現在、日本国内では新型コロナウイルスの感染者数が2020年の夏以降で最も少ない状態が続いています。しかし、ワクチン接種から時間がたってその効果が弱まることや、気温が下がり室内で活動することが多くなる季節柄、厚生労働省の専門家会合などは感染拡大の“第6波”が起きるおそれも指摘しています。

人と会う機会が増える年末・年始は特に、ひとり一人がマスク着用や手洗いを徹底し、基本の感染対策に取り組みたいものです。

新たな変異株「オミクロン」水際対策で第6波は防げるか?

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