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15回目も古代官道水城西門ルートを歩きます。

※写真は宮ノ本遺跡
西門からまっすぐ歩き向佐野交差点付近で右折し、ちょっと寄り道します。
県道31号線を越えてだらだら坂を登り詰めてところに太宰府西小学校があります。
この小学校の校庭には大変珍しい遺跡が残されているのです。宮ノ本遺跡といいます。
校舎と校舎の間におよそ50メートル四方の部分に遺跡があります。
生徒達は校舎の窓からいつも遺跡が見学できることになっています。
この遺跡から出土したものに全国では初めてという買地券というものがあります。
買地券とは墓地を神から購入した証明署というものだそうで、8世紀後半から9世紀中頃の火葬墓から出土したものです。
鉛の板には死者の息子が父を埋葬するために絹や布を代価として墓地を買い求めたという墨書が確認されたということです。 太宰府市と福岡農業高校とさまざまな企業がコラボレーションして、太宰府の梅を使った商品を作る共同開発事業「太宰府梅プロジェクト」。
今回は、有明漬やゆずすこでおなじみの高橋商店(柳川市)との新商品「うめのり」についてです。
福岡農業高校梅研究班のメンバーは、自分たちが収穫し考えて作ったものがいろんな人の手に届く喜びを感じ、さらにこれまで知らなかった太宰府の歴史や魅力を発見しているそうです。
このプロジェクトについて、(株)高橋商店代表取締役社長の高橋努武さんは「こちらが勉強させてもらっている」とおっしゃいます。
さらに「ここで取り組んだことを、就職された時に生かしていただければ…」とも。
いろんな思いが商品のおいしさや魅力に反映されて、花開いています。

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