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黄金の一粒~100年果樹園の完熟金柑~

南九州で栽培が盛んなフルーツ、金柑(きんかん)。主要産地の1つ、鹿児島県南さつま市津貫の「清木場果樹園」では、独自のブランド「完熟きんかん黄金丸」を栽培している。樹上で十分に完熟させてから収穫するのが特徴、つややかな黄金色の果実には、独特のやわらかさと甘みがある。

創業100年の果樹園、3代目の清木場真一さん(61)は受け継いだミカン園を30年ほど前、「完熟きんかん」に特化した。同時に始めたのが、規格外で出荷できない果実の加工販売。
自園自製の「完熟きんかんジャム」で6次産業化を目指した。完熟ならではの甘みを引き出すのは、こだわりの土づくり。肥料の与え方を研究し、ミネラルたっぷりの果実に育てる。

ジャム作りでは、丸かじりできる美味しさを“まるごと”凝縮する。原料は最小限、「キビ砂糖」や「サツマイモ抽出液」など地元産にこだわる。少人数での丁寧な手仕事から生まれる「完熟きんかんジャム」は東京の老舗高級果物店や海外のスーパーにも並ぶ人気商品に・・・。

ジャムの加工場は、閉校した津貫小学校。清木場さんの母校でもある。施設の一部を借り受け、教室で加工を手掛ける。商品だけではなく、完熟きんかんが育つ産地を届けたい・・・黄金の一粒から広がる挑戦を追う。

■取材先
会社名:清木場果樹園
担当者:清木場真一
住所:鹿児島県南さつま市津貫6568
電話:0993-55-3260
FAX:0993-55-3261
HP:http://seikoba.jp/
その他:
営:10:00~16:00
休:土曜・日曜・祝日
南九州で栽培が盛んなフルーツ、金柑(きんかん)。主要産地の1つ、鹿児島県南さつま市津貫の「清木場果樹園」では、独自のブランド「完熟きんかん黄金丸」を栽培している。樹上で十分に完熟させてから収穫するのが特徴、つややかな黄金色の果実には、独特のやわらかさと甘みがある。

創業100年の果樹園、3代目の清木場真一さん(61)は受け継いだミカン園を30年ほど前、「完熟きんかん」に特化した。同時に始めたのが、規格外で出荷できない果実の加工販売。
自園自製の「完熟きんかんジャム」で6次産業化を目指した。完熟ならではの甘みを引き出すのは、こだわりの土づくり。肥料の与え方を研究し、ミネラルたっぷりの果実に育てる。

ジャム作りでは、丸かじりできる美味しさを“まるごと”凝縮する。原料は最小限、「キビ砂糖」や「サツマイモ抽出液」など地元産にこだわる。少人数での丁寧な手仕事から生まれる「完熟きんかんジャム」は東京の老舗高級果物店や海外のスーパーにも並ぶ人気商品に・・・。

ジャムの加工場は、閉校した津貫小学校。清木場さんの母校でもある。施設の一部を借り受け、教室で加工を手掛ける。商品だけではなく、完熟きんかんが育つ産地を届けたい・・・黄金の一粒から広がる挑戦を追う。

■取材先
会社名:清木場果樹園
担当者:清木場真一
住所:鹿児島県南さつま市津貫6568
電話:0993-55-3260
FAX:0993-55-3261
HP:http://seikoba.jp/
その他:
営:10:00~16:00
休:土曜・日曜・祝日

取材後記

取材後記

ハウス栽培の完熟きんかん、清木場さんは果実が十分な糖度と色合いになるまで、寒い時は暖房を、逆に高温の時は通気口を開き、最適な環境を作って完熟を見守ります。

黄金の輝きを放つ果実は、手間ひまかけた日々の結晶。パクッと頬張ると・・・「甘~い」だけではない、ふくよかな味わいがします。
地道にコツコツ、一粒の美味しさを届ける家族経営の果樹園。「ジャムに続いて、生の果実も海外へ―――」新たな展望を抱いています。

担当:MBC南日本放送 布袋 貴代江

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