RKBドキュメンタリー映画祭 ペア招待「イントレランスの時代」

RKBドキュメンタリー映画祭 ペア招待「イントレランスの時代」

RKBドキュメンタリー映画祭

RKB毎日放送は、創立70周年を記念して、3月24日から4日間にわたり、TBSテレビと共同で、計25作品のテレビドキュメンタリーを西南学院大学で無料上映します。キー局のTBSテレビが、系列ローカル局と合同で映画祭を開催するのは初めてのことです。一部の作品は上映後1週間、オンライン配信〔有料〕で視聴可能です。

イントレランスの時代
上映日:3月27日(日) 16:15

 

映画概要

障害者殺傷事件を軸に、現代日本の不寛容を描くドキュメンタリー。

受賞歴
JNNネットワーク協議会賞 ネットワーク大賞
日本民間放送連盟賞 優秀賞
メディア・アンビシャス大賞 入選

 
繰り広げられるヘイトスピーチ。関東大震災で起きた朝鮮人虐殺を否定する歴史修正主義者。米軍基地の重圧に苦しむ沖縄への攻撃。現代日本には「不寛容」(イントレランス)が広がっているのではないか。
障害を持つ長男がいるRKB記者は、多数の障害者を殺傷した被告に接見を続ける。一方的な憎悪は、時に記者の長男にも向けられる。記者はたじろぎ、ヘイトの対象とされた人々の気持ちが初めて分かった気がする。
1916年公開の無声映画『イントレランス』は、「憎悪と不寛容は人間愛と慈愛を妨げる」と訴えていた。映画史に残る傑作からテーマと構成を借りて、さまざまな不寛容の姿をあらわにする。制作者自身が登場するセルフ・ドキュメンタリー。

制作スタッフ

撮影
高橋邦広(中国放送)、山本徹、神戸金史、森雄吾(TBSテレビ)、羽二生渉(北海道放送)
編集
山本徹
構成
松石泉
音効・MA
寺岡章人
ナレーション
池尻和佳子、坂田周大、佐藤巧、クリス・フリン、鳥山穣(TBSラジオ)
プロデューサー
児玉克浩、高藤秋子
ディレクター
神戸金史

制作者からのメッセージ

障害者ら45人を殺傷した植松聖死刑囚(当時26歳)は、送検される際に車内で笑みを浮かべていました。
古いサイレント映画『イントレランス』を見たのは30年以上も前、学生時代のことです。古代バビロンから現代アメリカまで、4つの時代それぞれの不寛容の物語が、同時並行で描かれます。「サイレント時代の最も偉大な映画」から、テーマと構成を借りてみることにしたのです。
障害者殺傷事件のほか、私が現代日本に広がるさまざまな不寛容から選んだのは(1)ヘイトスピーチ(2)沖縄差別(3)都合の悪い史実を否定する歴史改ざん(4)記者に向けられる個人攻撃――です。
映画と同じように、番組はいくつもの不寛容を行ったり来たりします。
事実(ファクト)とフェイクの中立報道があり得ないのと同様に、差別と反差別を同等に描くのもあり得ない。そう考えた私は、ありのままの不寛容を画面に映し出すことにし、映像に原則モザイクはかけませんでした。

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