[特集]新型コロナ…福岡で感染”再拡大”?リバウンド警戒感高まる

[特集]新型コロナ…福岡で感染”再拡大”?リバウンド警戒感高まる

福岡県で、まん延防止等重点措置が解除されてからまもなく1か月が経ちます。しかし、ここに来て新型コロナの新規陽性者数は下げ止まっていてリバウンドへの警戒感が高まっています。

花見でルール破り…酒を飲んで騒ぐ

「週末に桜を見られるのは最後かもしれないということで、多くの人が詰めかけています」(RKB小松久里子)

4月3日、日曜日。福岡市中央区の舞鶴公園には多くの花見客が集まった。「福岡城さくらまつり」の最終日ということも人出の増加に拍車をかけた。

「桜と一緒に写真を取りに来ました。去年よりはちょっと人出が多いかな。どうしても陽気に誘われてですね」
「屋台に行ったら人との距離が近いのでちょっと怖いなと思いますね」(花見客)

新型コロナの感染対策として、今年は公園での宴会や飲酒が禁止されている。それにも関わらず3日は、ルールを守らずに酒を飲んで騒ぐ人の姿が見られた。

まん延防止等重点措置が解除されてからまもなく1か月となる福岡県。新たに報告される陽性者数はしばらく減少傾向が続いていた。しかし、先月25日からは前の週の同じ曜日を上回るようになった。

専門家「マスクを外す機会が増えた」

「春休みに入ったことと、年度末と年始で新しい生活に入る準備等でマスクを外す機会が増えた。爆発的に急に増えるというより、1日の陽性者が2000人~2500人をしばらく行き来すると考えています」(北九州市立八幡病院伊藤重彦名誉院長)

感染抑制のカギは「ワクチン3回目」

感染収束の鍵を握るのが3回目のワクチン接種だ。福岡県内の接種率は、先月31日時点で41・74%で、そのうち65歳以上の高齢者は8割を超えている。今後はより若い世代への接種が焦点となる。

「微増の原因は、若い方や子供を含む30代以下の方々です。その年齢層が4~5割ワクチンを打つ時期が来れば、おそらく今の下げ止まりは終わることが期待できる」(北九州市立八幡病院伊藤重彦名誉院長)

一方、感染力が強いとされるのがオミクロン株の亜種「BA.2」。福岡県では3日時点で36人の感染が確認されている。国立感染症研究所は、5月第1週までに約9割が「BA・2」に置き換わるとの予測を発表していて、さらなる警戒が必要だ。
「今以上に、感染対策をおろそかにしないことを私たちが自覚していれば、BA1とBA2への置き換わりが進んでも、十分太刀打ちできると考えています」(北九州市立八幡病院伊藤重彦名誉院長)

この特集は4月4日のオンエアを基に構成しました。オンエアの内容は下記の公式Youtubeでご覧いただけます。

火曜ドラマ『君の花になる』

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