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世界にひとつだけの香り!女子高生起業家の挑戦

鹿児島県の北西部にあるいちき串木野市。春の味覚として有名なのが、特産品の「サワーポメロ」。2月が旬の柑橘で、味はもちろん、爽やかな香りが魅力的だ。その香りを楽しめるアロマ製品が今、注目を集めている。
作っているのは、いちき串木野市にある小さな会社「ルシエルフュゼ」。社長は久木田紫絵留(くきたしえる)さん(19)。県内の進学校に通う高校3年生。高校1年生のときに、自ら会社を立ち上げた高校生起業家だ。アロマテラピーアドバイザーの資格を持ち、試行錯誤を重ねたオリジナルの製法で精油を抽出。学業のかたわら、一つひとつ手作業で商品を作る。

一番のこだわりは、間引きされたり、規格外で出荷できなかったりした、廃棄される果実を使うこと。生産者が大事に育てたサワーポメロをひとつも無駄にしたくないという気持ちから生まれた製品だ。中でも一番人気は「ルームフレグランス」。甘酸っぱいフレッシュな香りが評判で、ふるさと納税の返礼品にも選ばれた。

昨年はシンガポールにも進出し、完売になるほど大好評。受験生でありながら、商品開発や商談など、社長業もこなす紫絵留さん。地元の魅力を“香り”で発信する若き社長の挑戦を追う。

会社:ル シエル フュゼ
住所:鹿児島県いちき串木野市高見町49 (来店の際は要予約)
電話:0996-33-3988
HP:http://www5.synapse.ne.jp/leciel/

取材後記

今回ご紹介したサワーポメロのルームフレグランス。
番組内では詳しくご紹介できませんでしたが、2種類あります。

ひとつは、規格外で出荷できなかった果実(黄色く熟した果実)を使ったもの。
もうひとつは、栽培過程で間引きされた果実(熟す前の青い果実)を使ったもの。
それぞれ違う香りが楽しめます!

また、サワーポメロだけでなく、いちき串木野産のポンカンやビターオレンジでもアロマ製品を作っています。

そして、現在試作中の平川動物公園のユーカリを使ったアロマ。
上手く言葉で表現できませんが、コアラ館に入った瞬間のいい香りがしました。
全国からコアラファンが訪れるという平川。いつか商品化されたら、どこにいてもコアラ館の香りが楽しめる、唯一無二のお土産になるのでは・・・!と期待しています。

精油を抽出する工房は、いつもいい香りが漂っていて、取材しながらとても癒されました。
香りの良さはもちろん、紫絵留社長の熱い気持ちがこもった商品を、これからも多くの人に楽しんでいただきたいです。
 

(MBC南日本放送  江藤智恵)

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