“新紙幣の実物”日銀が地元メディアにお披露目、福岡支店では見学者にも公開へ

日銀福岡支店は、来年度に発行を予定する３種類の新しい紙幣を報道陣に公開しました。


◆３種類を来年度の「上期」に発行へ
日銀福岡支店で２２日午後に公開されたのは、来年度の上期に発行を予定している１万円札、５千円札、千円札の３種類の新紙幣です。１万円札には多くの企業や団体を設立し「日本近代社会の創造者」と言われる実業家の渋沢栄一、５千円札には女性の地位向上や女子教育に尽力した教育家の津田梅子、千円札には「近代日本医学の父」と呼ばれる北里柴三郎が描かれています。


◆予約した見学者に「公開」
新紙幣には偽造を防止するために３Ｄホログラムなどのさまざまな工夫が施されています。また、年齢や国籍を問わず多くの人が使いやすいように数字をこれまでよりも大きくしました。日銀福岡支店では２３日から予約した見学者に新しい紙幣を公開する予定です。