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視覚に障がいのある生徒が県職員に“鍼灸マッサージ”県庁に施術ベッド

視覚障害があり、はり師やきゅう師として現場に出るために実習を積む特別支援学校の生徒たちが30日、福岡県庁で職員らに施術する実習に臨みました。


◆疲れがたまった職員が集まる
福岡県庁の地下に設けた会場で施術にあたったのは、はり師やきゅう師などの国家資格を取得し、筑紫野市の福岡高等視覚特別支援学校で、臨床実習を積む生徒たちです。会場には大曲副知事をはじめ、日頃のデスクワークで疲れがたまった職員らが癒やしを求めて集まりました。


◆ヘルスキーパーを想定
この実習は、生徒らが将来、はり師やきゅう師として企業などに雇用され、職員を対象に施術する「ヘルスキーパー」になることを想定したものです。福岡県などによると、県内でヘルスキーパーを導入している企業は、約40社にのぼっているということです。

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