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「商品パッケージ」でもマルチな才能 人に憧れを抱かせるデザイン~画家ミュシャ

19世紀末のヨーロッパで一斉を風靡した画家アルフォンス・ミュシャの展覧会が、福岡市美術館で開かれています。商品のパッケージデザイナーとしても活躍したミュシャの作品を紹介します。


◆重要になった商品パッケージ
クッキーの箱にチョコレートの缶、香水や扇子などこれらのパッケージはすべてミュシャがデザインしたものです。

美術史家 小柳由紀子さん「芸術家として自分の作品を商品に使ったのはミュシャが最初といわれているんですけれど、産業革命でいろいろな商品が一般の人にも大量に出回るようになって、商品を手にとってもらいアピールするためにもパッケージが重要になった」


◆人に憧れを抱かせるデザイン
ミュシャがパッケージを手がけた商品は、当時よく売れました。人気の秘密は美しさはもちろん、商品そのものを描くのではなく人に憧れを抱かせるデザインです。

美術史家 小柳由紀子さん「ミュシャの場合、ご覧になっていただくとビスケットをそのまま表現するというのではなくて、恋人同士、夫婦でお茶の時間に食べるとか、憧れの素敵な家庭の雰囲気とかそうしたものをアピールするような形です」

このほか、宝飾品などのデザインも手がけたミュシャ。マルチな才能は、人々の生活に溶け込み豊かにしました。


◆美術館で撮影可能
「ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」は6月4日まで、福岡市美術館で開かれています(月曜休館)。会場内の全作品を撮影できます(フラッシュ・動画は不可)。

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