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博多祇園山笠「棒洗い」で準備始動 重さ80キロの舁き棒を海水で清め安全祈願 福岡

博多の町に夏の訪れを告げる博多祇園山笠の開幕まで1か月となり、6月1日の朝、山笠の舁き棒(かきぼう)を清める「棒洗い」が行われました。


◆祭り期間中の安全祈願
福岡市博多区の櫛田神社では午前7時ごろ、八番山笠・上川端通の男たち約20人が集まり、1本が約80キロある舁き棒をトラックに積んで、海辺の浜宮(はまみや)へ運びました。神職のおはらいを受けた後、男たちは6本の舁き棒を海水で洗い清め、祭りの期間中の安全を祈願しました。


◆7月1日に祭り開幕
八番山笠・上川端通 長崎正洋総務「棒洗いは今までの棒のほこりを払い、身も心も清めるという思いでやっております。いよいよ始まるなと身が引き締まる思いであります」

上川端通の山笠は、高さ約12メートルの走る飾り山笠として知られ、追い山笠で披露する仕掛けが見どころの1つになっています。
博多祇園山笠は、7月1日に飾り山笠を一斉に公開して祭りが開幕します。

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