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「養殖ウニ」の試食会 通年で養殖可能な新施設も公開…宗像ウニプロジェクト 福岡

「みらいへつなぐ豊かな海づくり」を目指す「宗像ウニプロジェクト」が始まって1年、養殖ウニの試食会が9日に開かれました。また、通年でウニを養殖できる新しい施設も公開されました。

養殖ウニ使用のフランス料理


「宗像ウニプロジェクト」は、宗像市と九州大学、漁協などが連携してウニによる「磯焼け」の被害を防ごうと、駆除したウニを陸上で食用に育てる取り組みです。9日は、宗像市の飲食店で試食会が開かれ、養殖ウニを使ったフランス料理が提供されました。
 


九州大学 栗田喜久准教授「(養殖は)加減を間違えると苦くなり、色も白っぽくなってモノとして悪くなりがちだが、非常に天然に近い風味が出ている」

この料理は10日と11日、それに今月18日の3日間、数量限定で一般向けにコース料理の前菜として提供されます。

新設の「実験施設」公開


また、9日は宗像市内に新設された実験施設が公開されました。「宗像ウニプロジェクト」では、水温を一定に保つことができるこの施設を使って、一年を通してのウニの養殖を目指します。

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