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人身事故「無免許だったので兄の名前を書いた」→なりすまされた兄が書類送検されてしまう

福岡県北九州市で去年12月に起きた無免許運転の男による事故をめぐり、警察が本人確認をしないまま男の兄を書類送検していたことがわかりました。警察は、兄になりすました私印偽造などの疑いで男を逮捕しています。

供述調書に兄の名前を記入・押印か

私印偽造などの疑いで逮捕されたのは北九州市小倉南区東貫の建設業・村上紘仁容疑者(24)です。去年12月に無免許で過失運転傷害の疑いがかけられた事故を起こした村上容疑者は、小倉南署で取り調べを受けた今年1月、供述調書に兄の名前を記入し押印した疑いが持たれています。

警察は兄を書類送検→取り消す

警察は、写真入りの証明書などで本人確認をしないまま今年2月に村上容疑者の兄を過失運転傷害の疑いで書類送検しました。しかし、村上容疑者のなりすましが発覚したため取り消しています。取り調べに対し、村上容疑者は容疑を認めた上で「無免許だったので兄の名前を書いた」という趣旨の供述をしているということです。

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