PageTopButton

「町」のトップ選んだ選挙を「県」の選挙管理委員会が点検 3か月前の投票用紙をすべて

今年4月の福岡県福智町の町長選挙で、僅差で落選した新人が選挙結果に異議を唱えた問題。審査の申し立てを受けた福岡県の選挙管理委員会がすべての投票用紙を点検しました。

町長選挙の結果は8票差だった

今年4月に投開票が行われた福智町の町長選挙では、現職の黒土孝司氏が新人の渡辺文敏氏を8票差で破りました。


 

町の選挙管理委員会が数え直すと7票差に

この結果に渡辺氏が異議を申し立て、町の選挙管理委員会が疑問票を数え直したところ、票差は7票に縮まりましたが、選挙は有効だったとして申し立てを棄却しました。

敗れた新人は県の選挙管理員会に申し立てた

これに対し渡辺氏がさらに県選挙管理委員会に審査の申し立てを行い、8月4日、すべての投票用紙について点検が行われました。県選挙管理委員会は点検した無効票や疑問票などについて審議し、申し立てに対して裁決することにしています。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう