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九州では1992年以来の感染例か「豚熱」佐賀の農場で33検体のうち25検体が陽性

佐賀県唐津市の養豚場で子豚が死んでいるのが見つかり、佐賀県は家畜伝染病の豚熱(ぶたねつ)の疑いがあるとして確定検査を行っています。

33検体のうち25検体が陽性


佐賀県豚熱対策本部によりますと、29日午前10時前、唐津市東山の養豚場で、子豚6頭が死んでいるのが見つかりました。検査の結果、33検体のうち25検体が陽性だったため、佐賀県は豚熱の疑いがあるとして30日、東京都内の研究施設で確定検査を行っています。

“豚熱”確定すれば殺処分へ

豚熱と確認されれば、1992年に熊本県で確認されて以来です(沖縄を除く)。佐賀県は、飼育している約450頭の豚を殺処分し近隣の養豚場の豚の移動を制限するほか、車両の消毒など感染対策を実施する方針です。豚熱は人に感染することはありませんが、佐賀県はコールセンターを開設し、食の安全など県民の相談に対応するとしています。

*写真は佐賀県提供

"豚熱”飼育頭数3割を占める九州でも・・・

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