PageTopButton

「交通事故死」がこれまでにないペース、警察や自治体が“緊急会議”

交通事故による死者が福岡県内で急増していることを受け、警察や自治体は11日、緊急の対策会議を開き、取り締まりや啓発活動を強化することを確認しました。

死者70人、前年同期比で23人増加

9月9日に福岡県太宰府市で起きた事故


11日午前10時から福岡市博多区で開かれた緊急の対策会議には、警察や自治体、交通安全協会などから25人が参加しました。福岡県内では今年、交通死亡事故が相次いでいて、前日までの死者は70人にのぼり、前の年の同じ時期と比べて23人多くなっています。このうち、39人は65歳以上の高齢者で死者の半数以上を占めています。

歩行者への注意を強化へ


会議では、幹線道路などでの日没後の取り締まりや、歩行者への注意を呼びかける啓発活動を強化していくことを確認しました。また、今月21日からの秋の交通安全運動にあわせて飲酒運転の撲滅や自転車に乗る際のヘルメットの着用なども呼びかけていくことにしています。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう