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石窯ピザにモーニングまで!福岡・大名に誕生した“泊まれるレストラン”がすごい

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新しいカルチャーやトレンドが自然と集まり、常に賑わいを見せる街・大名に、またしても注目のスポットが誕生しました。2026年4月20日に開業したホテル「THE KNOT FUKUOKA Tenjin」と、そのレストラン「MORETHAN(モアザン) CAFÉ RESTAURANT LOUNGE」(以下 MORETHAN 福岡)です。

福岡市内に住んでいるし、ホテルにはあまり縁がないかも……なんて思うのは大間違い。実はここ、グルメな人にこそおすすめしたい「泊まれるレストラン」なんです。レストランを“体験の中心”に据え、モーニングから深夜のバータイムまで、宿泊者に限らず自由に立ち寄れるのが最大の魅力です。

熊本県産山村「UBUYAMA PLACE」の乳製品を使った“Farm to Pizza”や九州初のタップカクテルなど、楽しみは盛りだくさん。隅々までその魅力をご紹介します。

旅・人・街の結び目をつくる
ライフスタイルホテル

「THE KNOT」は、春吉の「ホテル イル・パラッツォ」でも知られる「ワンファイブホテルズ」と、“体験価値”を大切にした飲食店を全国展開する「MOTHERS」がタッグを組んで生まれたホテルブランド。

日本のライフスタイルホテルの先駆者としても知られ、横浜・新宿・札幌などに続く国内6カ所目が、ここ福岡です。長年親しまれてきた「旧プラザホテル天神」を全面改修した施設はとにかくおしゃれ。

“チェックインもできるバーラウンジ”。一杯飲んだ流れで宿泊の手続き……なんてのもかっこいい~

「THE KNOT」とは“結び目”を意味し、「ホテルレセプション」と「バーラウンジ」がシームレスに繋がったレセプションフロアはその象徴。バーラウンジがレセプションの役割を担い、旅、人、街の“結び目”となります。宿泊者とレストラン・バー利用者の境がなく、時間を問わずに自由に行き交う空間は、まさに“街巷のサロン”といった趣です。

11:00~23:00|石窯ピッツァが絶品のオールデイダイニング

「泊まれるレストラン」を掲げる通り、ホテルの顔となるのが「MORETHAN 福岡」。各地に展開する「THE KNOT」の「MORETHAN」はそれぞれ空間や料理のコンセプトが異なり、「MORETHAN 福岡」はスパニッシュイタリアンをベースにしたオールデイダイニングとなっています。

右下は、緩やかな弧を描くボックスシートや椅子を配する2階フロア

一部が吹き抜けとなったフロアは開放感があり、ニューヨーク・ブルックリンを思わせるインダストリアルモダンなデザインが素敵。存在感のあるタップバーやライブ感あふれるオープンキッチンから活気が伝わります。

1階はラフなダイナー、2階は落ち着きのあるシックなレストランと、フロアごとに異なる表情を楽しめるのも魅力。カジュアルながらも洗練された、大人がくつろげる空間に仕上がっています。

イタリア直輸入の薪の石窯で焼く「Farm to Pizza」を

注文ごとに生地を伸ばし、約90秒という短時間で焼き上げるのもおいしさの秘訣

ランチとディナーメニューは共通。主役は熊本県阿蘇郡産山村にある、地域交流と食の体験を提供する複合施設「UBUYAMA PLACE」で作られる乳製品を使った“Farm to Pizza”です。「UBUYAMA PLACE」は「MOTHERS」が運営を手掛けており、施設内のレストランは休日に2、3時間の待ちが出るほど大人気なのですが……あの味を福岡・大名で楽しめるなんて感激!

ピザ窯にはイタリア・ナポリで100年以上続く「マリオ・アクント社」の薪の石窯を採用しています。約450度もの高温で一気に焼き上げる生地は、表面がサクッと香ばしく、“ふわもちっ”とした食感がたまりません。

それになんと言っても、すべてのピッツァに使われている「産山モッツァレラ」と、粉の甘味を引き出した生地の相性が抜群です。完全循環型酪農で育まれた搾りたての牛乳をそのままチーズにし、フレッシュなままお店に届くので、味わいはピュアでミルキー。ジューシーな「産山マルゲリータ」(1,925円)をはじめ14種類のピッツァでそのおいしさを堪能できます。

写真は、産山リコッタ、産山モッツァレラ、燻製モッツァレラという3種類のチーズをふんだんに使った「産山ビアンコ」(2,750円)。クリーミーさの中に広がるスモーキーな香りと自家製パンチェッタや黒胡椒、ケッパーのアクセントが絶妙でヤミツキのおいしさでした。

左上:「玄界灘産 鯖と日向夏、水ナスのセビーチェ」(1,078円)。右上:淡路産タマネギで作る自家製ドレッシングも美味な「海老原ファームのガーデンサラダ」(S 880円~)ほか

加えて、福岡をはじめとした九州の食材をふんだんに取り入れたイタリアン、スパニッシュ、地中海スタイルの一品も魅力的です。イチオシは市場直送の新鮮な魚介や旬野菜・果物・ハーブで作るマリネ「セビーチェ」と、舌の上でとろける擦りたてのプロシュート。

気軽につまめるタパスから、宮崎産の都萬牛やラムチョップ、自家製のサルシッチャといった炭火焼き肉料理、産山ミルクで作るソースをかけた「クラシックガトーショコラ」(682円)などのデザートも見逃せません。

九州初のタップカクテルとは?

さらには、15のタップが並ぶタップバーにも注目を。福岡を中心としたブルワリーのクラフトビールに加え、九州初導入となる「タップカクテル」を楽しめるんです。

タップカクテルとは、東京・渋谷「SummerFall Tap Cocktails」が手掛ける新しいカクテルのこと。あらかじめ仕込まれたカクテルを樽(ケグ)に充填し、ビールのようにタップから注がれるのが特徴です。

左「Cucumber Lychee Rebujito」、右「Wasabi Yuzu Spritz」(各1,320円)

タップカクテルのオリジナルレシピを監修するのは、世界的バーランキング「World’s 50 Best Bars」に選出されたバーテンダー鈴木敦 氏。日本酒などの和素材をベースにした“ジャパニーズカクテル”スタイルで「MORETHAN 福岡」では8種類を味わえます。

キュウリを漬け込んだドライシェリーとライチが爽やかに香るフレッシュな一杯や、柚子の酸味にワサビのほのかな刺激と清涼感が広がるワインベースのカクテルなどなど。素材と個性が光るものばかりで目移りしてしまいます。

7:00~26:00|
1日中くつろげるバーラウンジ

クラシックとコンテンポラリーが絶妙に融合したデザインは、華やかでありながらも静謐

食事の後は、再びレセプションフロアのバーラウンジへ。朝のコーヒーから1日を締めくくる深夜の一杯まで自由な時間を過ごせます。バーチャージなしでこの空間を気軽に利用できるのが嬉しいですよね。“ちょっとかっこつけたい時”の待ち合わせやブレイクタイムにも、ぜひ。

豊富なフルーツカクテルも楽しめる

福岡の日本酒やクラフトジン、ウイスキーから、八女の玉露や焙じ茶、イタリアの老舗メーカー「ラ・チンバリ」のマシンで淹れるエスプレッソやラテなど、こちらもメニューに隙なし。なかでもおすすめは、バーテンダーによるオリジナルカクテルとノンアルコールのモクテルです。ちなみに、このバーカウンターでも「タップカクテル」を楽しめますよ。

宿泊|福岡の魅力を伝えるアメニティも素敵

「THE KNOT」のナイトウェア(右上)は、各ホテルのコンセプトに合わせデザインされたオリジナル仕様。福岡は着心地を重視したコットン素材のセパレートタイプ

通常のレストランならこれでお開きとなりますが、「THE KNOT FUKUOKA Tenjin」」は“泊まれるレストラン”。料理、お酒、空間にも大満足して、この余韻にまだまだ浸っていたい――という時に、そのまま泊まれるなんて最高ですよね。

シックで落ち着いた客室デザインの魅力は公式HPをチェックいただくとして……私が特にグッときたのはアメニティの数々。八女茶と「コネクトコーヒー」のドリップバッグや、久留米発のオーガニックスキンケアブランド「soel」のバスアメニティなど、“福岡愛”が伝わるセレクトが素敵でした。

7:00~10:00|
MORETHANはモーニングもすごかった!

朝陽が差し込むフロアは、ランチやディナータイムとはまた違う開放感がありフォトジェニック

そして極め付きは、土地の恵みをそのまま味わう“Farm to Table”を体感できるモーニング。宿泊者以外も利用することができ、朝食だけで一つの記事にしたいと思うほどこちらも素敵なんです。

メインはエッグベネディクト、アボカドトースト、旬野菜のリゾットからも選べる

「MORETHAN セミブッフェモーニング」(2,980円)は、メインプレートを4種類の中から1つ選び、サイドメニューやドリンクなどをビュッフェで楽しめるスタイルとなっています。

1番人気は、焼きたてのフォカッチャと共に味わう「MORETHAN BREAKFAST PLATE」(左上)。玉子はオムレツor目玉焼きから選べ、野菜の副菜やカリカリベーコンをフォカッチャに挟んでも美味です。石窯焼きのフォカッチャはピザ生地をベースに粉の配合を変えているそうで、油っぽさがないのも朝に嬉しいポイント。香ばしくモチモチとして、粉の甘味が豊かに広がります。

メインを注文したら、早速ブッフェコーナーへ。“セミ”とは思えないほど充実していて、テーブル上には地元生産者から届くみずみずしい野菜が勢ぞろい。フレッシュチーズやヨーグルト、自家製のミルクジャムといった「UBUYAMA PLACE」から届く新鮮な恵みは「MORETHAN 福岡」ならではのご馳走です。

ランチ・ディナーの人気メニューである擦りたてのプロシュートなどのシャルキュトリーを楽しめるのも贅沢!フルーツやグラノーラ、プチパンケーキやワッフルが並ぶコーナーもありました。

「泊まる」と「食べる」をひと続きの体験に

訪れた人も暮らす人も、一緒になってローカルを楽しむことができる「THE KNOT FUKUOKA Tenjin/MORETHAN 福岡」

旅行やビジネス、遊びの拠点としてはもちろん、ふらりと立ち寄り「食べて」、「泊まって」、何でもない1日を少し特別にする――なんて使い方も素敵ですよね。“泊まれるレストラン”の誕生で、また一つ福岡の街が魅力的になったように感じました。

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この記事を書いたひと

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